2011-01-01から1年間の記事一覧

「不思議ワールド」少年野球

Twitterをやるようになって、ますますブログを更新しなくなってしまった。が、まとまった字数を書くのにはやはりブログかな。といって、別にまとまって書くこともないのだけど、、、 昨日、Daichiの野球チームの納会があった。午前は練習で、午後からは親善…

短気決戦

ええっと、字を間違えたのではない。短気な人を揶揄したものである。自分のことだ。 僕はドラゴンズ・ファンである。応援している落合監督の最終年ということで、(今後のことは知らないけど)今年は最後まで応援しようと思っている。 が、日本シリーズ、前…

野球チームの父さん母さん

僕が住んでいるのは、私鉄沿線の郊外の街だ。その私鉄の会社がうんとデコレーションして、割とイメージ先行の街でもある。 ところが、実際にそこに住んでいる人は多様だ。Daichiの野球のおかげで、最近地元の知り合いが増えた。しょっちゅう顔を合わせ、一緒…

この間のこといろいろ

何も書かないうちに、時間ばかりが過ぎてしまった。結局、この間に、隠岐に行って台風に直撃されて、高速船は止まり、代わりに乗ったフェリーで4mの高波に4時間ゆられて死ぬ想いをしたり、岡山に行って学会発表したり、京都に行ってA田彰の前で講演をしたり…

寝台列車から飛び降りる

40代になり、ただでさえ寝付きが悪いのに、寝台列車で大丈夫かなあ、なんて思っていたが、何てことはない。お酒を飲んで、ぼんやり外を見ていたら眠くなって来てしまった。もう少し夜景を見ていたかったなあ、と思いつつ。 ちなみに、寝る直前、ラウンジ車に…

夜行列車の旅

どういうわけか、この秋には二度も隠岐の島に行く予定がある。そう、島根県の隠岐の島である。実をいうと、この日本海の孤島は、僕の本籍地にあたる。先祖の墓もこの島にあるし、いまもなお、いろいろつながりがあるのだ。 一回目はプライベート。こちらは前…

少年野球

バカ親の野球話。僕は正直いって、外野でボール拾いをする程度のへぼコーチなのだが、子どもたちの試合をみていて、いろいろ思うところはある。 Daichiの定位置は「2番、セカンド」である。まあ、適任である。打撃で外野に飛ばすほどのパワーはないが、それ…

福井県嶺南地方

北海道から帰った後、岩手に行く前に調査に出かけたのが福井県の嶺南地方である。 嶺南地方とは、旧国名でいうと若狭に属する諸地域と敦賀市を合わせて呼ぶ。木の芽峠より南ということでこの名前がついた。この地方は、明治維新後には敦賀県となり、一時は滋…

盛岡

今回の三陸訪問の起点と終点は盛岡。実をいうと、これまであまり来たことがない。前に来たのは県庁で「希望学」の記者会見をしたとき(冷や汗)。 最終日、少しだけ時間があったので、お城を散歩する。建物は残っておらず、すべて公園化している。 ふと出会…

釜石再訪

次に、宮古から山田を通って釜石へ。う〜ん、瓦礫の撤去は一段落したが、ダメージを受けた市街地の様子は残念ながらそれほど変わっていない。 たしかに僕らがよくとまったベイシティホテルなどは、前に来たときはグチャグチャだったのがきれいに修理され、営…

田老町

この間、ずいぶんあっちゃこっちゃ出かけたもので、すっかりこのブログもご無沙汰になってしまった。この数日は先週の福井県嶺南地方に続き、岩手県の三陸沿岸部を見て回った。 いまは宮古市の一部になっている田老町にはじめて行った。「万里の長城」とも言…

道東の旅

家族旅行で北海道にでかけた。今回はいわゆる道東ということで、網走から入って、知床半島に行き、そこから摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖をめぐり、さいごは釧路湿原を見て帰った。レンタカーでまわったけど、なかなか大旅行であった。 この夏、どこに出かけるか…

本を薦められる

珍しくDaichiが本を薦めてくれた。後藤竜二という人の『キャプテンはつらいぜ』である。キャプテンはつらいぜ キャプテンシリーズ(1) (講談社青い鳥文庫)作者: 後藤竜二,杉浦範茂出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/07/10メディア: 新書購入: 3人 クリック…

宣伝

この数年間にかかわっていた仕事が、期せずして、ぱたぱたと本になる。アマゾンには編著が2冊すでに出ているし、さらに共著1冊と、編著がもう1冊、今年中に出るかなあ、と期待している。ちょっと楽しみ。政治学をつかむ (テキストブックス[つかむ])作者…

交遊関係

MさんとKさんという友人がいる。けっこう前からの知り合いである。 といっても、しょっちゅう会っているわけではない。1年か2年に1回、むこうから突然連絡が来る(僕は基本的に受け身なのだ)。それで会って、2〜3時間くらい話をして分かれる。まあ、そ…

野球おじさん

Daichiの野球チームの、「パパ飲みの会」に参加する。先々週に「ママ飲みの会」があって、それに対抗して企画されたという。「ママ飲みの会」が先行するところに、時代の変化を感じる。 正直いって、少し緊張する。なんといっても「野球バカおじさん」の会で…

緊張の対談

今日、某新聞の対談シリーズの収録をおこなった。う〜ん、ある意味で、もっともやりにくい相手である。そう、自分の指導教授である。 昨今の師弟関係では、「師」が「師」らしくなく、「弟子」が「弟子」らしくないことが多くなっているが、僕にとってはいつ…

ご当地もの

忙しい忙しいといいながら、あいかわらず余計な本を読んでいる。債権者のみなさまの目がきつくなるのを覚悟して、ちょっと読書ノート。 プリンセス・トヨトミ (文春文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/04/08メディア: 文庫購入: 7人 …

Bチーム

馬鹿親の恥の上塗りだが、この土日のてんまつを書いておきたい。 Daichiはチームに入ったばかりの上、技術的にもまだまだなので、まあ、とうぶん補欠でがんばってくれい、と考えていた。ところが、チームメンバーが急に増えた結果、AチームとBチームに分かれ…

スウィング

野球をはじめたDaichiのスウィングを見ていると、まことに心もとない。へっぴり腰で、泳いでいる。ということで、父親が実演してみせる。 「ほら、父さんのスウィングを見ろ。無理のないスウィングだから、いくらでもふれる。それ1、2、3、、、」 「いい…

国民的作家

この間、いろいろなことに手をつけ、ばたばたしてきたのだが、それらのことについてはあまり書く気がしない。わりとどーでもいいのだが、何となく書いてみたいことを書くという、このブログの基本精神に戻りたい。 新潮社から『芥川龍之介短編集』というのが…

どこでも本を読む

この連休、各方面に負債を抱えている身として、こういうことをブログに書くのははばかられるのだが、いやはや、忙しい。残念ながら、机に向かって忙しいのではない。ほとんど机に向かう時間がない、そういう種類の忙しさなのである。申し訳ない。 何をしてい…

晴れた日には野球をしよう

Daichiが地元の少年野球チームに入ることになった。アメリカではあれだけサッカーをやったんだし、続けりゃいいのに、と言ったのだが、本人の希望は圧倒的に野球。保育園時代の友達がたくさんいるのも理由になったらしい。 しかしまあ、少年野球というのは、…

納骨式

昨日は母の納骨式の日であった。母が亡くなってはや一年がたつが、こちらになかなか墓地がみつけられないのと、僕がアメリカに行ってしまったこともあって、ようやくその日を迎えた。母親のかよっていた教会の牧師さんをはじめ、多くの方にお集りいただいた。…

新コーナー

A新聞で新しいコーナーをもたせてもらうことになった。今朝、その最初の掲載があったのだが、思った以上にスペースが大きくて「う〜ん」。たいへんな仕事を引き受けてしまったのかもしれない。 ホスト役なのだが、記者の方から「だからといって、ご説拝聴に…

見たもの(3)

三陸リアス式海岸というのは、子どもの頃、地理の時間に勉強した。のこぎりの刃のように、細かいジグザグの地形が続く。そして、その小さな入江の一つひとつに小さな集落がある。そこに行くと、ほんとうに美しい海が、それぞれの集落のためだけに存在してい…

見たもの(2)

釜石からさらに道を進むと、より衝撃的な風景が続くことになる。翌日訪れた大槌町は、報道でも知られるように、町長さん以下、町役場の多くの人々が津波の犠牲者になっている。実際、行ってみると、町役場を含め、2、3の建物の構造が残っている以外、あた…

見たもの

釜石から帰ったのだが、まだぼおっとしている。自分の見たものをどう表現していいやら。うまく整理がつかない。 花巻から釜石まで車で行った。途中、ほとんど震災を思わせるものはない。対向車線に他県(なにわナンバーが目立った)の車と、自衛隊の車が目立…

釜石

帰国後のばたばたが続いているが、来週にはさっそく釜石に行くことになった。今の時期にでかけて、何ができるのかという思いは消えない。少なくとも、ご迷惑になるようなことはしたくない。それでも、この時期に行ってこそ、見えてくるものもあると信じてい…

ジャン&マーク

このシリーズ、最終回はカップルである。二人とも「おじいさん」「おばあさん」な年齢であるが、元気で好奇心を失わないという意味では、とても若い。元々A-sanが知り合い、気に入ってもらって、家族でお宅に招待してもらうようになった。 マークさんは宣教…