2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『コスモス』

昨年、実家を取り壊した際に、自分の昔の本から何冊かをピックアップしてきた。そのうちの1冊に、カール・セーガンの『コスモス』がある。 僕らが小学生の頃、セーガンが自ら出演する、アメリカ製作の同名の科学ドキュメンタリー番組があり、日本でもたしか…

病人とネグリ

病み上がりではあるが、田舎から両親が上京してきたので、Daichiをつれてご機嫌うかがいにでかける。 行ってみると、何やら議論している。先日、来日を延期(断念?)したネグリについてである。いや、たいへんアカデミックな家庭であるなあ、と関心する。 …

沈没

この一週間の睡眠不足がたたり、ついに撃沈。なんとかはって職場に行くが、寒気がしてきてどうにもならない。何もできずに家に帰って熱をはかると、「むむむ、、、」。 すいません、しばらく消えます。関係者のみなさん、申し訳ありません。

修行修行

研究会で大阪へ。レジュメが完成しないので、新幹線のなかでもしこしこ仕事を続ける。名古屋をすぎたあたりで、なんとか完成。まあ、とりあえずこんなものか。新幹線のなかでパソコンをいじっていると、なんだかできるサラリーマンみたいである(?)。 昨日…

居直り

今日、明日と研究会。両方で報告をしなければならないのだが、どちらもまったく準備をしていない。連日、前夜の突貫作業である。まことに心臓によくないが、まあ人生そんなものだという静かな諦観(おいおい)のようなものを感じる。 が、こういうときは、え…

卒業式

今日は卒業式があったようで、キャンパス内はガウンをきた学生さんであふれていた。って、なんで、こんな他人事のように書いているかといえば、僕は研究所勤務なので、学部は一年生しか担当していない。残念ながら、専門課程の学生さんとは接点がないのであ…

クイズ番組

Daichiはクイズ番組が大好きだ。正直、テレビをだらだら見るのは嫌いだが(野球中継以外)、なんとなくつられて眺めてしまう。 それにつけてもクイズ番組全盛である。どのチャンネルのゴールデンタイムもバラエティであり、その多くがクイズ番組である。出て…

書けない〜

文書というのは毎日書いていないと、すぐに書けなくなる。自分もだいぶこなれた文章を書けるようになったな、と少し思っても、しばらく書かないと、また元に戻る。なかなか難しいなあ。 今書いているものもだいぶ苦戦している。ある程度長い文章を書くには、…

春だ!

暖かな春の日。Daichiの保育園では卒園式である。といっても、Daichiたちは卒園までもう一年あるので、今日はお兄さん、お姉さんの卒園式である。Daichiたちは合唱隊として動員されるので、園まで送っていく。卒業生とお父さんお母さんたちが着飾って園庭に…

来日

昨日、新聞を読んでいると、「レッドソックス、来日中止も」という記事があった。チーム関係者の費用をめぐってということだが、そんなこと前からわかっていたはず。ははあ、さては円高ドル安で日本に来る気がなくなったな、などと意地悪く勘ぐっていたけど…

国際体験

義理の両親のところにアメリカからお客さんが来るという。「話がとぎれそうで、、、」と応援要請があり、親子で出かけることにする。 もちろん、こちらの最終兵器はDaichiである。困ったときの子ども頼み。とりあえず、「ワッツ・ユアネーム?」には「Daichi…

医療崩壊

最近、「医療崩壊」という言葉をよく耳にする。自ら医師である小松秀樹さんが書いた『医療崩壊』という本が出所である。医療ミスを社会的に指弾され、訴訟に悩まされる一方、勤務時間は長く、報酬的にも報われない医師たちは、ぎりぎりの状態で現場を維持し…

友人から本が送られてきた。「**が本を書いたんだ」とA-sanと話していると、それをききつけたDaichiが会話に参加。最近、Daichiはあらゆる会話に参加しようとする。 「本は書いた方がいい〜よね〜。みんなに読んでもらえるし」 う〜む、そうだねえ、、、

研究会最終回

研究会に出席。というか、むしろ研究会の主催者側である。ところが、いつになっても我ながら気がきかない。ぼーっとしているうちに、出席者のみなさんが白熱した議論を展開してくれる。ありがたいと思うけど、これでいいのかしらんと思わなくもない。ともか…

お祝い

昔からの友人たちに、受賞のお祝いをしてもらう。受賞もだいぶ前のことなので、ちょっとてれくさいが、なつかしい仲間たちに祝ってもらい、あらためてうれしさを感じる。 この友人たちには、研究者は一人もいない。大学の同窓でもない。でも、学生時代から僕…

都内某所

昨日は、Daichiとお泊まり。慣れないベッドに寝て、何度もベッドから落っこちるDaichiは、寝ぼけながら、「だから、そんなことしちゃ、だめなんだから」と怒っている。何の夢だろうか。「しない、しない」と言いながら、そのたびにベッドの上に押しあげる。 …

朝の散歩

朝、一時間ほどの散歩をなんとか続けている。途中、語学の勉強をするなど、それなりに有意義だ。しかし、ここに来て大敵は花粉。歩いていると、どうしてもくしゃみがとまらなくなる。頭もぼおっとして来る。 ここに来て、マスクをして歩いているのだが、黒の…

宇宙にお泊まり

Daichiとしゃべっていたら、将来はプロ野球選手になりたいという。いいんじゃない、しっかり契約金をかせいで親孝行してくれ。 で、「高校を出てすぐプロに行ってもいいし、ちょっと自信がなかったら、大学に行ってからプロに行く」。ふ〜ん、いろいろ考えて…

春は出会いの季節であり、別れの季節でもある。僕のまわりでも、少しずつ、そんな動きがある。 一緒に仕事をしてきた人が急にいなくなるとさびしいけれど、みなさんの、新たな活躍の場への出発をお祝いしたい。 僕に関しては、あまり変化がない。いいんだか…

合格発表

今日は大学の入試発表の日。いつものことだけど、合格者の掲示は、僕の職場の真ん前である。 12時過ぎから、あたりは異様な雰囲気に。受験者が殺到し、報道関係者、サークル勧誘など、立錐の余地もない。 それにしてもK産党関係者も、この日だけ、街頭活…

書評

某雑誌のために、バラク・オバマの『合衆国再生』の書評を書く。いちどきちんとオバマのことを書こうと思っていたのでいいチャンスだ。しかも、4000字。日本の書評としては長めであるのも、ありがたい。 この本の魅力を説明するのは難しい。彼の経済政策…

夕暮れ時

今日の夕暮れ、Daichiと買い物に行った帰り道。夕焼けがとてもきれいだったので、なんだか沈んでいく太陽を追いかけていきたくなってしまった(おっ、詩的な表現)。 小高い丘の上にのぼり、さらに行こうとすると、Daichiは、「はやくおうちに帰ろうよ。お腹…

京都

というわけで京都である。研究会と別件の打ち合わせのダブルヘッダー。一件目は京都駅付近、二件目は三条大橋。はじめてお会いする方も多く、ちょっと緊張する。 いろいろ耳にいたいお話も。でも、きちんと受け止めようと思う。まあ、そういう話を聞くために…

出張

明日は久しぶりの出張。思えば昨年は、自分的にはたいへんな年で、毎月一度以上かならず出張していた。北海道にも何回か行き、関西にはほとんど毎月出かけた。僕は新幹線にのるのも、飛行機にのるのも大好きな人間だけど、だんだん移動の感覚がなくなってい…

ポーコック

『思想』3月号は、ポーコックの特集。ポーコック自身による「思想の言葉」と、佐々木武先生による泣かせるインタヴュー記事にはじまり、読みがいのある論考が続く。 やはり圧巻は、最後を飾る木庭顕先生の論文。ポーコックの『野蛮と宗教』を自在に読み解き…

作文

字数制限のある文章を書くことにも、だいぶ慣れてきた。基本的には若干長めに書いて、少し削ったくらいがひきしまっていい文章になる。 とはいえ、文章を書き始める段階では、文章がどれくらいの分量になるか、それほどはっきりしているわけではない。とくに…

橋本治

橋本治『小林秀雄の恵み』を読む。僕は基本的に、橋本治という人を、たいへん頭のいい人だと思っている。ある種の本質を、すぱっと簡単に表現してしまう、そういう人だと思っている。でも、その思考は、しばしば読者を置き去りにしてしまう。橋本がいったい…

コナン

今日は朝からせっせと家を掃除する。僕のやっていることをすべて真似したくなるDaichiは、掃除機をふりまわし、ぞうきんぶきをするなど大活躍。でもその分、プールに行き、夕方になる頃にはだいぶぐったりしてくる。 まあ、人は誰でもそうだろうけど、疲れて…