2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

学会と多数決

今日のクローズアップ現代では、例の冥王星の話をやっていて、なかなかおもしろかった。しかしやっぱり、ああいう話を国際会議の投票で決めるのって、なんだか不思議だ。 文系の学会でありうる話だろうか。政治学会で「A国はデモクラシーと言えるか」なんて…

日本とフランス

薬師院仁志『日本とフランス 二つの民主主義:不平等か、不自由か』(光文社新書)を読む。最初新聞の広告でこのタイトルをみたとき、「あれまー」と思った。僕らが去年やったシンポジウムのタイトルもそんなやつだったと思う(正確に覚えていない)。あ、あ…

やりたい仕事

前にこのブログでも書いたが、前にちょっと書いてそのままにしていた仕事を再開してみたところ、これがなんとなんと、調子にのりだした。いったん調子にのると、また中断するのが、なんともおしい。ということで、もう一日、もう一日と、ずるずると伸ばして…

加藤周一

なんとなく加藤周一づいて、三冊のブックレットを読んだ。 あとついでに、この本も。 加藤の語ることに、ほとんど異議はない。学ぶことが多いし、後藤田との対談(三冊目の本)も、二人の間のズレを含め、興味深い。 しかしながら、読めば読むほど、加藤の言…

おんぶにだっこ

今週末は義理の両親にすっかりお世話になった。気のせいか、Daichiも両親とだけ一緒にいるときよりも、表情が豊かな気がする。だだをこねたり、はしゃいだりするDaichiにふりまされる義理の両親を横目にみながら(もっとも、義父は僕よりだいぶ厳しいのだが…

冥王星とユニラテラリズム

冥王星の惑星からの降格をめぐる騒動はおもしろかった。まあ、結局、冥王星は小さすぎるというわけだろう。冥王星を惑星というなら、それより大きくて太陽の周りを回っている物体はある。そうだとすれば、それらをみんな惑星にするか、あるいは冥王星に涙を…

ネバーギブアップ

ようやく仕事がはかどるようになってきた。前からやってきた仕事がだが、ここ数ヶ月、完全に停滞していたものだ。でも、悲しいかな、ちょっと調子が出るのが遅かった。今が8月はじめとは言わないが、半ばだったら、もう少し話はちがったのだろうが、、、ま…

肩こり

最近、肩こりが慢性化している。ここ数日は、全身がぎしぎいう。ということで、昨日、ついふらふらと勤務先の駅の近くの「マッサージ 15分1050円」という店に飛び込んでしまった。こういうところに入るのははじめてなのでどきどき。 出てきたのは、穏やかな…

Daichiはおしゃべりだが、歌も好きだ。親に似て(どっちの?)、あまり音程はたしかでないが、ともかく歌うことが好きなのはいいことだ。 最近毎日のように歌っているのがNHK関連の3曲。ここのところ、あまりNHKの子供向け番組をみていなかったのだが、最近…

越後妻有アートトリエンナーレ

昨日は、新潟の十日町というところに、日帰りで出かけた。「越後妻有アートトリエンナーレ」というイベントに顔を出すのが目的である。 ここは中越地震で被災した地域だが、米どころとして、また日本有数の豪雪地帯としても知られる。山また山の至る所に、美…

こどもの国

今日もDaichiをつれて家を出る。しかし、暑いな。家からそう遠くないところに「こどもの国」という場所がある。昔々は、軍隊の駐屯する土地だったらしいが、今は子供が動物にふれあう場所になっている。去年、保育園の遠足でも来た。今日はプールがお目当て…

再び南原繁

先日出席した「8月15日と南原繁を考える会」の延長線上に、南原繁のことを少し考えている。とりあえずちゃんと著作を読もうと、著作集全10巻をインターネットの古本屋で購入する。しかし、南原の本って安いんだね、全集ひとそろいでもだいたい1万円か…

憲法9条

憲法9条問題について、三冊の本をぱらぱら読んだ。 9条どうでしょう作者: 内田樹,平川克美,小田嶋隆,町山智浩出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 1,315回この商品を含むブログ (93件) を見る 憲法九条を世…

南原繁

小泉は結局靖国に参拝してしまった。それに対抗する企画をということで計画された「8月15日と南原繁を考える会」については、前にこのブログでも書いた。 僕も参加申し込みをしたのだが、ウェイティング・リストに入れられ、こりゃ駄目だと思っていたとこ…

花火

数日東京を離れていたので、その間に事務仕事がいくつかたまってしまった。家ではできないこともあるので、研究室に行きたいのだが、あいにく保育園がお盆休みでままならない。A-sanも勉強会があるということで、Daichiの世話を半日交替ということにした。 …

山陰

隠岐の島から帰る。昨日は途中松江に一泊した。松江もすてきな町だ。宍道湖畔のこの城下町は、湖の水をたくみに活かし、掘り割りに囲まれている水の町である。ラフカディオ・ハーンの旧居のある一角など、武家屋敷が保存され、電柱も地下に埋設されているの…

隠岐の島

島根県の隠岐の島に来ている。実をいえば、僕の本籍地はここの西ノ島というところにある。いちおう、先祖の地ということになる。 今回、隠岐の島に来ているのは、いろいろ役場などと掛け合わなければならない用事があるためだ。Daichiの海水浴とあわせ、はる…

オシム

サッカー日本代表のオシム監督はやはり面白い人だ。インタビューなどを聞いていても、あいまいな質問をする記者に対し、「(あなたの言う)良い結果って何ですか」と、「おまえは本当に自分がしている質問の意味を考えているのか」とばかり反問する姿を見て…

夏休み親子イベント

今週もDaichiと懲りずに電車とバスの博物館へ。今日は夏休み特別企画ということで、「大学生さんと遊ぶNゲージ」というイベントをやっていた。M工業大学の鉄道研究会のメンバーがNゲージの操縦を子供たちに体験させてくれるという趣旨である。大学の鉄研メン…

話し方

先日のオープン・キャンパスの日、僕のいるような、学部学生を持たない組織でも何かやれということで、現在進行中の二つの研究プロジェクトの紹介と、社会調査の初歩についての講習を企画した。いくらなんでも、うちのような、外部の人間、とくに高校生に全…

インタビュー

職場の某プロジェクト、釜石での地域調査に続き、今度は各界で重要なお仕事をされている方へのインタビューに挑戦である。ほんと何やってるんだか、という気もするが、毒を食らわば皿まで、ということで、やるしかない(いや、毒っていうのは何だけど、まあ…

アメリカ

今日は一日、家で本を読んですごす。ここ数日、アメリカについていろいろ考えていたが、本棚から取り出したのが古矢旬『アメリカ 過去と現在の間』(岩波新書)。あらためて良い本だと思う。アメリカの現状を知るために、あえて丁寧にその歴史を振り返る。安…

『思想』

お医者さんから「とりあえず保育園に連れて行ってよろしい」という仮免許をもらったので、連れて行く。幸いにもその後、「Daichiくんがまた熱を出したので、引き取りに来て」という連絡はこなかった。なんとか少しずつ日常復帰である。 これ幸いと研究室に出…

ドラゴンズ

気管支炎でごほごほしているうちに、Daichiは耳まで痛いと言い出す。仕方なく今日は小児科と耳鼻科を渡り歩く。 その際、Daichiには中日ドラゴンズのユニホームのTシャツを着せていった(去年名古屋に行ったとき買ったのが、ちょうどいいサイズになったのだ…