2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒュームはかしこい

ヒューム・ゼミの最初の山場である政党論。あらためてヒュームはかしこいなあ、としみじみ感心しながら、ゼミに臨む。Hume: Political Essays (Cambridge Texts in the History of Political Thought)作者: David Hume,Knud Haakonssen出版社/メーカー: Camb…

ぜえぜえ

連休中の課題は、いかに仕事の時間をひねり出すか。休みの間くらいすっきりしたいものだが、そうもいかない。 今日は義弟夫婦が遊びに来るということで、家中を大掃除。ああすっきりした。しかも、その合間をぬって、宿題の一つを完成。ほんとうは3月末締め…

今年も大人数

今学期も大人数講義が一つ入っている。配布用のプリントだけでもそれなりの量であり、かかえてもっていくのに苦労する。 何年やっても、大人数講義は苦手である。自分にとっての生理的感覚からいえば、2〜30人くらいがちょうどいい。それより多いと、なんと…

ゴールデンウィーク突入

せっかくゴールデンウィークに入ったのに、Daichiは何だかぐったりしている。どうも風邪っぽいようだ。今週後半から、遠出が待っている。何とか持ちこたえてほしいなあ。 朝も昼も食欲がない。夕飯は何を食べたいかと聞いても、はかばかしい答えがない。う〜…

うむむむ三題

Daichiがプールに行っている間、しばしの時間ではあるが、本屋に行く。ぱあっと見ていて、「おっ」と思ったのが、『思想地図』。いよいよ出たんだねえ。ぱらぱらと目次を読んで「うむむむ、、、」とうなる。 大澤真幸の『逆説の民主主義』(角川)が出ていた…

研究会

本日はとある研究会の1回目。ほとんど(というか全員か)が自分より若い研究会というのは、思えばはじめてかもしれない。自分のポジショニングについて、若干考えてしまう。えらそーにするのは趣味ではないが、年相応のふるまいがあるかもしれない。よくわ…

書評

書評ということについて、僕に格別見識があるわけではない。ぽつぽつ頼まれるたびに、ああでもない、こうでもないと四苦八苦しながら書いてきた。アメリカ、イギリス、フランスの書評紙などを読んでいて思うのだが、書評というのは、他のジャンルに優って、…

ブッシュとケネディ

越智道雄という人の『ブッシュ家とケネディ家』という本を読んだが、なかなか面白かった。WASP中のWASPであるブッシュ家と、アイリッシュながらWASPの牙城に切り込んだケネディ家の歴史をたどることで、アメリカ社会の変容を描いた本だ。ブッシュ家とケネデ…

政局の季節

ここのところ、福田内閣の総辞職、という話をあちこちで眼にするようになった。まあ、たしかに解散を打てる状況ではないかもしれない。なんとかサミットまで乗り切れるか、それ以前に完全に行き詰まるか、ということらしい。では、その後は?となると、どう…

なかよきことはよきことかな

仕事からの帰り道、Daichiを保育園に迎えに行く。最近、迎えはA-sanに任せきりだったので、久しぶり。すっかり日も長くなったので、しばらく園庭で遊ばせてから帰る。 帰りのバスの時間になったので、もうちょっと友達と遊びたそうなDaichiをひっぱって、バ…

野球観戦

Daichiと野球を見に、横浜スタジアムに出かける。正直なところ、関内まで出かけるのは少々おっくうだったのだが、Daichiはこの試合のことを前からものすご〜く楽しみにしており、行かないなんてとても言えない。引っ張られるように、球場に向かう。 思えば野…

疲れすぎて、帰れない夜のために

なんだか最近、疲れやすい。夜、研究室を出るとき、早く帰りたいのに、くたびれ過ぎて、帰れないことがある。電車にのってえんえん家に帰るのが、いやになってしまうのだ。どこでもドアがあればいいなあ、と思ってしまう。 せめて面白い本でも読みながら帰ろ…

暴風の朝

朝、家を出るとすごい雨と風。まるで台風みたい。Daichiにレインコートを着せ、僕は必死に傘をさしてよろよろ出かける。家を出てバス停までむかう道の途中、突風にあおられ、あえなく傘はばきばきに骨を折られる。しかしながら、今朝は急いでいるので、家に…

折り返し

村上春樹の短編に「プールサイド」という小説がある。その書き出しはこうだ。「35歳になった春、彼は自分が既に人生の折り返し点を曲がってしまったことを確認した」。 小説はこう続く。「いや、これは正確な表現ではない。正確に言うなら、35歳の春にして彼…

ヒューム

僕の先輩の研究者で、自分の研究している思想家について、「どうも、自分より頭の悪い人を研究するというのもなあ」とおっしゃっていた豪傑がいる。かなりすごい発言だと思うけど、たしかにその人はうんと頭のいい人であり、その思想家は、なんというか、「…

多様な一日

諸般の事情で午前中は「ふるさと納税」について考える。昼過ぎから瀬戸内における島おこしの件で人と話す。午後はローマ法における契約理論について。夕方からはヒューム。 まことにもって、営業品目が多様である。でありながら、どこかで「この話は通じると…

商売道具

大人数講義。ところが声が出ない。あせって、いろいろのど飴やら、飲み物やらとるが、あまり効果がない。 最悪の状況で開始。声が完全に割れて、さぞや聞きにくいと思う。申し訳ない。それでも最低限、なんとかしゃべろうとしているうちに、幸い、少しずつ声…

体の主張

また風邪で撃沈した。前の沈没から2週間しかたっていないのに、どうしたことか。 でも、すべてを投げ捨て、「だめだーーー」と思ったら、何だか回復してきた。体が何かを主張しているのかもしれない。

備忘録3題

備忘録ー1 Daichiがいきなり言った。「将来、僕に弟ができたら、名前はさとうがいいよ」。「さとう」くん?、、、 備忘録ー2 Daichiが聞いてきた。「なんで、代打のことピンチヒッターっていうの?」。「ピンチに出てくるからじゃない」。「でも、チャンス…

読書アンケート

読書アンケートの依頼が二つ来た。一つは新書関係、もう一つは哲学書関係である。 こういうのは、前に、職場の大学出版会の広報誌で一回書いたことがあるだけだ。いざ、選べと言われると、けっこう迷ってしまう。 で、結局締め切り日が来て、えいやっと書い…

安藤忠雄

大学の生協書籍部に、安藤忠雄の建築の写真集があったので、思わず発作的に買ってしまった。ちょっと高かったけど、何だかうれしい。ぼんやり開いては楽しんでいる。 よく見ると表紙になんだか落書きが。何だ、と思ったら、安藤の直筆デザインであった。アブ…

ヒューム

今年の大学院ゼミは、デイヴィッド・ヒュームの政治論集をとりあげることにした。考えてみると、イギリスのテキストを取り上げるのは久しぶりである。よ〜し、やってやるぞと張り切ってゼミにのぞんだのだが、、、 う〜む、今年も参加者はわずかに2名。去年…

ドラノエ

パリで、北京オリンピックへのボイコット運動が高まっている。セゴレーヌ・ロワイヤルは前からボイコットを言っているし、サルコジもオリンピック開会式のボイコットを検討しているらしい。で、今回、パリでの聖火リレー妨害をめぐる一連の騒ぎである。 すご…

スケジュール

今日、日程の確認をしていて気づいたのだが、これから6月あたりまで、ほとんど土曜日に予定が入っていて、日曜日も微妙な日が多いということにきづいた。もちろん、遊びの予定ではない(泣)。あ〜あ。 あと、やっぱり出張が多いなあ。ひどい週は、一週間に…

そば

Daichiの友達のご両親からお招きいただき、でかける。そこのお母さんは、何だかよく知らないが、そば打ちの資格を持っているという。さっそく実演をしてもらう。 しかし、Daichiとその友達も、当然のことながら、「僕もやるう〜」と言って参加しようとするの…

終わるはず

とある懸案の仕事がようやく調子にのってくる。が、ときはすでに4月。遅かったか〜 まあ、それでも講義が始まるまで、あと数日がんばってみよう。一歩一歩進めば、いつかは終わる、、、はず。

スポーツネタ

某新聞の時評が、はやくもネタ切れになりつつある。今年になってから、政治ネタで一本、アメリカ大統領選で一本、社会ネタで一本書いた。政治は波乱含みだが、なんだかあまり書く気にならない。まあ、これから一波乱ふた波乱ありそうだし、急ぐことはあるま…

財務省

高橋洋一という人の『さらば財務省』という本を読んだ。タイトルをみると、なんだかいかにもであるが、中身はそれほどセンセーショナルではない。 この人、財務省出身だけど、財務省をも敵に回し、小泉・構造改革の理論的中枢部を担ったことで知られている。…

進級

4月になり、Daichiはついに保育園でいちばん上の学年になった。保育園に入ったのが、ついこの前のように思えけどな〜。いやはや、ちょっと感慨である。 Daichiの保育園では、最終学年はさくら組という。はりきるDaichiは、3月の終わり頃から、「あと*日で…

FUKUDOME!

シカゴ・カブスの福留孝介が、最初の試合で、9回に起死回生のホームランを打ったという。う〜む、ドラゴンズから出ていってしまった際には少々思うところがあったが、こうして大活躍する姿を見ると、やっぱりよかったなあと思う。 しかし映像を見ると、観客…