2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

東京帰還

朝9時に宿を出て15時30分に大学の研究室に戻った。やっぱり釜石は遠い。 昨日は朝から二つのインタビュー、午後にもう一つインタビューをこなし、夜はこの調査で1月に釜石に来て以来サポートしてくださっているお女将さんの経営している旅館を訪ねた。…

釜石でなぜ若き研究者は苦悩したのか

昨日、釜石入りして、今日二日目である。実はこれまでいろいろあった、、、 昨日、朝、家をさっそうと出たまではよかった。が、途中の電車がなぜか遅れる遅れる、ぎりぎりに行った自分も悪いのだが、僕をのせた山手線が東京駅に入ったその瞬間、予約してあっ…

出発前日

釜石に行く前にやることをやっておきゃなきゃと気はあせるが、身は一つしかない。あいかわらず体調不良だが、一つひとつなんとかこなしていく。 書評をしなくてはならない本をようやく読み終わる。う〜ん、書くのは釜石でか。それから査読を何本か。報告書を…

若者の雇用問題と児童虐待

今日読んだ新書二冊。城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書)と川崎二三彦『児童虐待』(岩波新書)。 両方とも読みやすい本であり、会社の人事部と児童相談所と場所こそ違え、ある種の「現場」からのレポートである。若者の雇用問題と児童虐…

出発見送り

今日は暖かないい天気。ほんとうだったら、僕も今日、釜石に向けて出発するはずだった。ところが、今度の火曜日にどうしても出席しなければならない会議が入り、無念、出発見送りになってしまった。本隊は今頃、現地のビジネスホテルで、明日に向けての準備…

再度、絵本

数日前買ってきた『三匹のやぎのがらがらどん』をDaichiと一緒に読む。最近、昔ほど熱心にDaichiと絵本を読んでいないなと思い、この有名な絵本をついに買ってきたというわけだ。三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)作者: マーシャ・ブラウン…

翻訳

風邪は何とか持ちこたえる。本調子にはほど遠いが、何とかこれでしのいでいくしかない。 ほんとうにほんとうのデッドラインを設定されてしまった仕事からこなしていく。まずは翻訳。翻訳というのは実に時間がかかり、その割に報われるところの少ない仕事であ…

ネバーギブアップ

月末に向けて某学会事務、某出版計画、および某地域調査の仕事が錯綜。合間に試験関係事務が入る。メールが次々に来るが、しだいに何のメールだかわからなくなる。もし、僕が今日とんちんかんなメールを出したとしても、笑って許して下さい。>関係者の皆様 …

呆然とした一日

いろいろやらないといけない仕事は多いのだが、なんだか呆然と一日をすごしてしまった。とはいえ、最低限、事務仕事をしないといけないので、一つひとつ、なんとか片付けていった。 フランス関係で一つ注文が来る。フランス人読者に、小泉政権によって日本に…

中華街

前からやりかけの仕事に再度着手しようと、コンピュータに向かう。この仕事、ある時は自宅のコンピュータで、あるときは研究室のコンピュータで、そしてあるときはラップトップコンピュータでやってきた。その時々の一番新しいバージョンをUSBメモリーで他の…

ちょっと反省

昨日、飲んでいるとき、研究者がやっているブログが話題になった。その際、K先生から、「僕なんか、文章、書かないですむなら書きたくないな。なんで、頼まれもしないのに書くのか、気持ちがわからない」という発言が飛び出し、思わずどきっとした。う〜む、…

巡業の旅

過酷な巡業の旅から生還した。昨日は京都で、今日は東京で研究会報告をした。飲み会ダブルヘッダーとかならいいのだが、研究会報告のダブルヘッダーはかなりきつい。それも京都と東京の移動が加わるのだからなおさらだ。 昨日は、京大の研究会。テーマは啓蒙…

車中育児相談会

昨日の兵庫行きの同行者は全員子持ちであった(今どき、なかなか珍しい)。ということで、行きの列車は、即席の育児相談会になった。 ある友人は女のお子さんが生まれたばかり。父親として張り切るとともに、情報収集に余念がない。目下の懸念は、ここ数日の…

お墓参り

友人のお墓参りに播州加古川まで出かけた。大学院時代の友人で、亡くなって3年になる。 天気はあいにくの雨だった。でも友人の実家で、友人のお母さんとゆっくり話をできたのはよかった。思いがけず立派な日本家屋であった。建ててから100年という。こういう…

わしらは、怪しい調査団

職場の地域調査であるが、今日、事前の最終打ち合わせと最終研究会が行われた。総勢30人を越す大所帯、しかも途中での出入りがあるので、宿の人数確認だけでもたいへんである。この大人数が複数の班に分かれ、釜石の町をあっちゃこっちゃ徘徊することになる。…

9月11日

またまた9月11日がやってきた。去年の9月11日も、それはそれで衝撃であり、今後さらに問題になっていくはずだが、やはり9・11といえば、2001年の9月11日であろう。 あのとき僕はパリにいた。今日A-sanと話していて思い出したが、あのときA-sanはロンドン…

事務仕事

休日出勤。学会関係の事務仕事がたまり、精神衛生のために研究室まで行く。もはや他の仕事の片手間ではどうにもならない。午前中から、しこしこ作業を進める。おかげでだいぶ進んだけど、いくつか悩ましい問題があることも発見してしまった。このまま放置し…

情操教育

今日も一日、Daichiをつれて、ふらふら歩き回る。いつも通り、なんら変わりのない土曜日である。 先日、『学士会会報』を読んでいると(卒業式のどさくさで入らされた。以後、退会手続きをとらずに今日に至っている)、海や山など自然に接触する機会の多い子…

ドミノ

再び、某研究会。どうしても時節柄の話になる。どうも学者の間では、安倍晋三というと、あまり政策もわかってなく、ただ雰囲気的なことを言ってるばかり、という評価が多いのだけれど、どうだろう。たしかに彼の話は、憲法改正といってもどこをどう変えるの…

現代的政治家

安倍晋三は、「保守反動」とののしられ、安保改訂で退陣に追い込まれた祖父岸信介への思いが、自らの政治的原点にあるという。人が誰に思い入れをしようと勝手なので、別にそれ自体はいい。だが、だからといって、祖父の無念をはらすために憲法改正なのだと…

研究会

今日は研究会。最近、自分の専門を離れ、他流試合という感じの研究会が多かったが、久しぶりに政治理論プロパーのものである。しかも、わりと長期的な視点で、問題意識の近い人間同士でつっこんだ議論をするということで、楽しみにしていた研究会だ。 予想に…

天国

今日、ふとした会話の中で、Daichiに「ママと一緒に、天国に行きたい」と言われ、A-sanは何事かとびっくりしていた。 この話には前段がある。Daichiはときどき「Daichiが大人になったら、パパとママを車に乗せてあげるね」とか言うことがある。自分も早く大…

Daichiは4歳に

今日はDaichiの誕生日。義理の父母を招いて、誕生日を祝う。久しぶりに、家を隅から隅までまで掃除する。パリにいた頃はよく人を家に招き、そのたびに家を掃除した。最近とはとんと人を招かなくなってしまった。そのぶん、掃除もおろそかになったということ…

せき

この半月ほど、Daichiのせきがやまない。日中はそれほどでないのだが、夜寝る前と朝方に、けっこうつらそうにせきをしている。お医者さんによればぜんそくではないとこのこと。ほっとしたのだけれど、風邪がなおってからもせきは続く。ちょっとよくなったか…

ついに9月

9月ということで、ついに日常復帰。さすがに、現実を直視しないとまずい時期になった。ここまでも、とりあえず事務仕事と試験関係は最低限やってきたが、もはやそれではたち行かなくなった。やりかけの仕事が心残りだけど、これからは片手間の時間に少しずつ…