2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひらめいたのだろうか

たしか湯川秀樹だったと思うけど、つねに思いついたアイディアを忘れないように、枕元にもメモを置いておいたという。別に自分を湯川になぞらえるつもりはないが(おいおい)、僕も時々、「ひらめいた!」と思って、しこしこメモをとることがある。今朝も駅…

責任とれ!

本日のメイン・イベントは研究会。僕はこの研究会のオーガナイザー側なのだが、この研究会の今後の方向性を尋ねられてたじたじとなる。そう、この研究会も、その本体である共同研究も、いったいどのような着地点に向かっているのか、難しいところに来ている…

ちょっと体調不良

昨日は一日外出。いつもの土曜日と同じパターン。こりずに湘南方面へ出かける。しかし小春日和の鎌倉は人で一杯。江ノ電もぎゅうぎゅう、鎌倉の小町通りは文字通り立錐の余地もない。いやはや。でも、小町通りのジブリのショップで、トトロと猫バスの人形を…

ジグムント・バウマン

ジグムント・バウマンの『リキッド・モダニティ』、『政治の発見』を読む。ポーランド出身のイギリスの社会学者ということで、今まであまり縁がなかったが、読んでみるととてもおもしろい。この人の本、読んでいるとしばしばギリシャ出身のフランスの哲学者…

寒い一日

今朝起きると、A-sanがいない。家出されたかと、一瞬Daichiと顔を見合わる。が、思い出してみれば、今日は朝から勉強に出かけているんだった。机の上に置き手紙もある。やはり家出ではないようだ。 ということで、Daichiと二人で一日過ごす。寒そう。びびっ…

職場関係

職場の英文雑誌の仕事で、8本の論文を読む。ほとんどが歴史研究である。ジェンダー、植民政策、日英関係、日本型ブルジョワジー、などなど。いずれも力作である。問題関心、方法論、文章のスタイルはかなり違うが、英語による日本の歴史研究の世界を堪能し…

鬱な一日

今日は珍しく一日フリー。ということで、かなり張り切って仕事にとりかかった。前から続いている仕事で、もうそろそろ目鼻をつけたいところだ。が、今日は貴重な一日なのだ、と思えば思うほど、どうもへんな具合に緊張してしまい、うまく文章が書けない。や…

独演会

義理の両親のところにDaichiを預け、土曜出勤。おかげで多少仕事が進む。 夜はみんなで一緒に夕食。今晩は珍しく畳の部屋でご飯を食べる。テーブルでしかご飯を食べたことのないDaichiは俄然張り切る。畳の部屋に、一人上座に座る。誰よりも早くフライングで…

世界における日本研究の状況

職場で二日続きの国際シンポ。多少は顔を見せないと、ということで午前中だけだけど出席する。テーマは国際的な日本研究の現状。各国の、かなり有名どころの日本研究者が集まり、現在の世界的な流れの中で日本研究の置かれた位置と状況を考えるというもの。 …

訃報

学会の会報の訃報欄のために、新聞を引っ張り出し、最近亡くなった人をチェックした。が、肝心の学会に関係ある人はなかなか出てこない(いや、出てこない方がいいけど)。でも、見ていくと、「ははあ、こんな人も亡くなったのか」というのが見つかって面白…

次期五年計画

とある編集者の人がやってきて、いろいろ話をする。エネルギッシュで問題意識もクリアな人であり、刺激を受ける。今後やや長期的なスパンで、自分がどのような研究をしていくべきか、少しイメージができた気がする。昔、自分の指導教員の先生に「研究は5年…

取材

結構前に、A新聞の取材を受けた。職場の某共同研究のためだ。1時間半ちかく熱弁をふるったけど、記者の人は、「ははは、まあ、またよろしく〜」といって去っていってしまった。「何だよ〜、こんなに話したのに」とそのときはむくれたが、今日の新聞を読んだ…

トトロ

Daichiの『となりのトトロ』への傾倒ぶりは見ていて、驚くばかりである。いや、思わず「傾倒」なとという言葉を使ってしまったが、要するに、『トトロ』のビデオを繰り返し繰り返し、飽きずもせずにみているのだ。 どこかで読んだのだが、宮崎駿は「うちの子…

感動した!

一年生の講義というのは、いつも苦労する。まあ、お互い、どうもペースがつかめないというところだろう。でも、今年の場合、なぜかやたらに熱心な学生さんたちがいる。つたない講義であるにもかかわらず、一生懸命質問に来てくれるのを見て、なんだかちょっ…

父母参観

Daichiの父母参観に出かける。毎年のことで、あまり新鮮みはない。来ている親の顔ぶれも変わらないし、先生たちの一生懸命といえば一生懸命、くたびれているといえばくたびれている雰囲気も、いつもの通りである。 それでも子供たちの成長は著しい。自分の子…

古典

古典のテキストを読む演習は久しぶりだが(ここのところ、研究書を読む演習が多かった)、やはり古典ならではの醍醐味がある。文章は古くさいし、内容もちょっと読んだだけではぴんと来ない。でも、いろいろ歴史的・理論的な補助線を引いて、ああでもないこ…

満足度

今日は研究会の連続。しかし、とくに最後の研究会の話は、「むむむ、、、」という話が多かった。そこで出た結論が、あまりに身も蓋もない内容だったから。一例をあげると、夫婦の結婚の満足度と結婚の期間の関係。いろいろ調査の方式によって結論は違ってく…

社会主義2題

好きではない書類書き。でも嫌いだからといって、逃げるわけにもいかない。なんとか必死に項目をうめていくが、ついつい他のものに目が行ってしまう。 関川夏央・谷口ジローの『「坊ちゃん」の時代』第四部「明治流星雨」。幸徳秋水、荒畑寒村ら、明治社会主…

憲法学

なぜだかわからないけど、とあるきっかけで憲法の教科書を読み出す。それも芦部憲法学ではない。司法試験予備校業界のカリスマ伊藤真のテキストである。 ふ〜ん、いろいろなことを手際よく説明しているのに感心。しかもある種のリベラリストの視点が貫かれて…

四苦八苦

たいして長くものではないが、とある原稿に四苦八苦している(論文ではない)。どうにもこうにもうまく書けない。話がまとまらない。あれやこれやと資料を引っ張り出し、本を読んでみるが、やはり話の筋が見えてこない。困った、お手上げだ。でも、締め切り…