2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末の一日

年度最後の日。僕は今年、三つの組織の会計をやったが、そのうちの一つが今日で終わる。ちょっとうれしい(この組織の会計は3年やった)。職場の小さな親睦団体だが、けっこう細かいお金の出し入れがあって面倒くさかった。なぜか親睦ということで大相撲の…

フランス、対立は続く

フランスのアンチCPEの運動は最高潮を迎えつつあるようだ。ド・ヴィルパン首相がここまで追いつめられるとは、、、しかし、この状況はいったい何を意味しているのだろうか。この前のサルコジ対郊外の暴動と、ド・ヴィルパン対学生の運動、二つの対立軸がどう…

ネット依存症

最近ネット依存症気味かもしれない。といってインターネットが好きなわけではない。インターネットの発展は、僕にとって、仕事の雑用が無制限に私生活になだれこむことを意味する。各種の業務メールが24時間、情け容赦なくやってくる。その中には、正直な…

棄権

選挙には必ず行こうと、フランスにいるときも、申し込みをして在外投票をしてきた。が、昨日の選挙はどうにもこうにも行く気になれず、ひさびさの棄権をしてしまった。僕以上に勤勉なA-sanなど、はじめての棄権だという。体調もよくなかったのだけど、、、う…

保父さん体験

昨日は、A-sanの大学時代の同級生たちが、我が家で集まることになった。このグループはだいぶ少子化対策に貢献していて、大人が6名に対し、子供は7名であった。しかしまあ、子供7名というのはだいぶパワフルな状況である。ちなみにDaichiはその中で一番の…

新書

夜、帰宅すると、ちょうど「クローズアップ現代」をやっていた。新書の特集ということらしいが、僕がみたときは、岩波新書の話であった。4月からリニューアルをするものの(その第一弾が柄谷行人ということで、びっくり)、それでも基本的には「教養路線」…

シンポジウム

職場のシンポジウム。90年代日本の経済危機に関して、製造部門は堅調で金融部門に問題があったという解釈が提示される。産業空洞化やサービス産業化についても、その立場から留保がつけられる。それなりにもっともな仮説ではあるが、本当に製造部門は堅調…

平穏な一日

午前中、Daichiと二人で「電車とバスの博物館」に出かける。Daichiははじめて模型の電車のシミュレーション運転を経験したが、どうも興奮したのは僕の方だったかも。 昼過ぎに帰宅してご飯を食べる。Daichiの昼寝中にテレビをつけると、おや野球、日本が勝っ…

フランス学生たちの運動

フランスが再度大もめらしい。今度の主役は学生で、ドヴィルパン首相によるCPEという法に反対する運動が大規模に展開されているという。 この法、進まぬ若者の雇用の促進を目的に作られたもので、26歳以下の人を雇う場合、雇用後2年間を研修期間とし、そ…

サッカー教室

近所のサッカーチームの勧誘で、一日体験に参加した。あ、もちろん、Daichiの話である。3歳でサッカーもないだろうと思ったが、参加している他の子も似たような年齢。これで何をやるのかな。 指導をするのは大学生と思われる3人組。なかなか感じのよい人た…

アレルギー

花粉アレルギーなのかわからないけど、ここ数日、くしゃみが出始めるとどうにもとまらなくなる。「1,2,3,4,5,、、」と、となりでDaichiがそのたびに数える。 アトピー性皮膚炎の方もつられて悪化。しかたなく今日はDaichiを迎えに行く前に皮膚科に…

現代ドイツ

三島憲一『現代ドイツ』(岩波新書)を読む。統一ドイツをめぐる混乱については、なかなか興味深い。が、正直なところ、三島さんという人が、こうもはっきりと自らの態度表明をする人とは知らなかった。ハーバマスとデリダの連携、カント復興、普遍主義とコ…

新橋

職場の同僚Gさんと、アメリカでお世話になったRさんと新橋で飲む。二人は同じ媒体で文章を書くことが多いが、直接会ったのは初めてという。二人が何を話すかはなかなか興味深いところ。でも途中二人の話が盛り上がった頃には、みんなかなり飲んでいて、今と…

村上春樹と安原顕

今日、本屋で文藝春秋を立ち読みした。村上春樹が名物編集者だった故安原顕について書いた文章を読むためだ。村上の自筆原稿が、本人の知らないところでマーケットに流出したという。それがどうも安原がやったことであり、しかも彼は生前から、村上の原稿を…

日曜日

理事会が終わり、学会の会計業務は一段落。やれやれ。終わってみるとなんだかたいしたこともなかった気がするが、ともかくこの2週間ほどばたばたし続けたのはたしか。 しかし終わってみると、論文等、たまった仕事が目につく。実はもう締め切りをすぎた仕事…

合格発表

今日は大学で入試前期日程の合格発表があった。発表の掲示がちょうど僕の職場の真ん前なので、お昼過ぎからあたりは騒然としている。ひもがはられている外には大勢の人がいまやとばかりに待っている。今日は雨だったので、みんな傘をさしているから、なおさ…

内在的な他者

昨日の研究会には飛び込みで『竹内好という問い』の著者である孫歌さんが出席してくださった。彼女の言葉の一つひとつが重みを持ち、久しぶりに言葉で人を酔わす力を持った人に出会った気がした。 彼女にとって竹内についての本を書くことは研究ではなかった…

3月は別れの季節

3年続いた研究会の最終回。ほぼ毎月同じメンバーが顔をあわせ、その時々のスピーカーをお招きして、研究会をやってきた。どれだけ成果があったのかわからないが、来月からもうこのメンバーで集まることもないかと思うとさびしい。3月は別れの季節。

時間感覚

僕は先々の予定を立てるのが苦手だ。数日先のことですらあやしく、まして数週間、数ヶ月先となると、ほとんど具体的にイメージすることができない。もちろん、手帳にはいろいろ予定を書き込んでいるのだが、そのような予定が立体感をもってイメージされない…

それでも月日は過ぎる

今日も朝から晩まで事務仕事。決算と予算の仕事はだいたい終わり、あとは理事会に向けての準備作業。まあ、まだしばらくはこんな毎日が続く。つっこみを受けてしどろもどろにならないよう、ともかく準備するだけ。 最近、毎日のように、本をいただく。それが…

お遊戯会

先日、Daichiのひな祭りお遊戯会があった。Daichiの学年の出し物は「さるかに合戦」。Daichiの役はくりである。なかなか渋い役回りだ。 見ていると、去年と違って、途中で泣き出したりする子はいない。う〜む、それなりに一年成長したなあという感慨がある。…

データと野球

連日、朝から晩まで数字とにらめっこ。書類の山のなかで悪戦苦闘している。数字と書類が嫌いな僕にとって、ほとんど拷問に近いが、これも矯正訓練とあきらめてやっている。 しかし、その合間にマイケル・ルイス『マネー・ボール』という本を読む。軒並み年俸…

ウェーバー

牧野雅彦『マックス・ウェーバー入門』(平凡社新書)はアメリカに行く機内で読んだけど、なかなかよく書けている本だと思った。ウェーバーの解説本というと、プロ倫、『職業としての学問』、『職業としての政治』といった本にしか触れないものも多い。ある…

携帯

ついに携帯電話を買った。今頃、と言われそうだが、これまで正直、必要を感じてこなかった。家と研究室を往復する毎日だし、その双方に電話がある。だとすれば、携帯は、家と研究室の移動中にのみ必要ということになる。はたして、そのためにお金を出す必要…