この間のこといろいろ

 何も書かないうちに、時間ばかりが過ぎてしまった。結局、この間に、隠岐に行って台風に直撃されて、高速船は止まり、代わりに乗ったフェリーで4mの高波に4時間ゆられて死ぬ想いをしたり、岡山に行って学会発表したり、京都に行ってA田彰の前で講演をしたり、あるいは釜石を再度訪問して、仕事はあっても人がいないという現実を見たり、、、さらには一ヶ月間に二度目の隠岐訪問では海士島の快挙も直接に目にすることができた(詳しくは雑誌の「本」に書いた)。


 思えば、どれもなかなかに面白い経験だったなあ、と思う。「面白い」というには、重すぎる現実も目撃したのではあるが、、、


 そういえば、Daichiの野球はどうなったのであろうか。結局、秋の公式戦は、一つの大会こそ予選を突破して決勝トーナメントに進出したものの、全般的にはくやしいおもいをすることが多かった。その彼のチームも、先日の試合をもって解散となった。以後は、より本格的な少年野球チームに昇格ということになる。専門的なコーチにお任せするということで、半年にわたる野球コーチ(見習い)は終わりを迎えた。ほっとしたような、寂しいような。


 うちの場合、不器用な親子間の会話にとって野球は重要なツールだった。ともかく野球の話をしていれば、父子の会話が続くというか、、、それももうすぐ終わりかもしれない。


 父子で応援している某プロ野球チームも日本シリーズ進出がきまった。とはいえ、父子で支持してきた某監督の試合を見れるのもあとわずかと思うと残念である。


 「パパはねえ、O監督が好きなんだよ」というと、「僕が野球を見るようになってから、監督はいつもO監督だったからねえ」とDaichiが答える。こんな会話もあともう少しだけかもしれないなあ、と思う。まあ、そんなものだ。