2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

波濤

釜石での調査に先立ち、釜石が出てくる映画ということで、林芙美子原作・原研吉監督の『波濤』を見る。1939年の作品で、東京フィルムセンターというところで、特別に上映してもらった。 100分の映画だが、舞台の大半は東京で、いったいいつになったら…

弁明

実はまだペーパーを書き終わっていない(小声)。関係者のみなさん、ごめんなさい(もっと小声)。でも、いろいろあったんです、今日も、、、(聞こえなくなる)。

福岡へ

某学会がいよいよ来週末に迫ってきた。これは例年の大会ではなく、ワールドカップのようなもので、世界中の関連学会全体の大会である。3000人を越える人が世界中から集まるのだから、オープニングセレモニーだけをとってみても、とてつもない規模のもの…

海外の日本研究

自分もなぜかエディトリアル・ボードの一員となっている某英文雑誌の編集会議に出る。今日は、書評に取り上げるべき本の選定をやったので、ふだん以上に長くて、しんどい委員会だった。 しかし、そこでとりあげた本がなかなか面白かった。日本社会についての…

英語学習法

いったんその気になると、俄然張り切る性格である。何となく、急に英語の勉強に目覚めてしまった。が、いったん何かにはまると、それ自体より、ノウハウの方に関心が行ってしまうのも、いつもながらの軽薄さぶりである。 どうも、かなり有名な本らしいが、松…

海開きも近い

昨日はDaichiと江ノ島まで行った。相変わらずのコースだが、このコースだと、Daichiの好きな湘南モノレールと江ノ電の両方に乗れる。 梅雨のあいまの晴れということで、湘南はたいへんな人出。江ノ電もいっぱいなら、あじさいで有名な北鎌倉も道を歩く人で大…

英語のお勉強

今日も必死に英作文を続ける。作文に飽きると、その合間に英語のお勉強。付け焼き刃もいいところだが、やらないよりはましだ。悲しいかな、英語の構文がすらすら出てこない。しかも、どうも論理の筋があいまいで、我ながら自分の書いた文章を読み返して、論…

グループ調査のいろは

職場の共同研究で、9月に大規模な地域調査を、その前の7月に予備調査をすることになっている。ということで、今日は大規模なグループ調査をする上での注意点について、その道の専門家の話を聞く。 基本的には、ばらばらになりがちな研究者たちをいかにオー…

英語頭

頭がなかなか英語にならず四苦八苦する。どうも英語がすらすら出てこない。悩み出すと、この単語には冠詞がつくのか、つくとしたら、aかそれともtheか、どうにもわからなくなる。前にも書いたかもしれないが、フランス語では基本的にほとんどの名詞に冠詞が…

仲直り

Daichiを保育園に迎えに行く。いつもすぐには帰らず、園庭で他の子と数十分遊んでからようやく家路につくことが多い。が、今日はあいにく遊び仲間が見あたらない。 Daichiはじいっと誰か来ないか見つめている。最初に出てきたのがAちゃん。なかなか目鼻立ち…

曇りのち晴れ

ようやく、かねてからの懸案だった論文を提出した。だいぶ期限を遅れたが、「6月中には必ず!」と言われていたので、ぎりぎりセーフということにしておこう。あと、書き直しの締め切りが明日までだった論文と、校正の第一校の締め切りが同じく明日までだっ…

研究会

土曜の午後の研究会。子持ちになって以来、土曜日の研究会はやや敬遠気味であるが、自分の指導した院生の報告である以上、聞きに行かざるをえない。 報告自体はなかなかまとまっている。ただ、質疑応答はやはり、若いというか正直というか、あっちゃこっちゃ…

日本語

冷泉彰彦『「関係の空気」「場の空気」』(講談社現代新書)をいただいたので、早速読んでみる。ある意味、実に大胆な試みだ。小泉首相のことから、キレる若者、女子アナ人気、中高年の自殺、2ちゃんねる、その他その他、現代日本における様々な現象を、す…

教育基本法

帰り道、地下鉄の駅の前でビラをもらった。教育基本法の改正に反対する団体のようだ。ビラを読んではじめて気づいたが、恥ずかしながら、僕は今まで教育基本法の全文をきちんと読んだことがなかった。こんなに短いのに。 「文化的な国家の建設」とか「人格の…

人間ドック

A-sanと半日人間ドックに行く。仕事を辞めて以来、きちんとした健康診断を受けていないと彼女が言うので、それならば一緒に行ってみようということになった。 僕は人間ドックははじめて。なんでもはじめてのことは面白い。大学の健康診断で、上半身裸の男た…

午前0時過ぎ

昨晩は、なんとなしにW杯サッカーを見てしまった(でも、正直なところ、テレビを見ながら読んでいた横山秀夫の『クライマーズ・ハイ』の方がおもしろかった)。まあ、これも実力か。根性入れてこれからがんばるしかないね。 終わったのがちょうど午前0時過ぎ…

父からのアドバイス

Daichiはともかく会話に加わろうとする。食卓で僕とA-sanが、Daichiにはわからない話題を話していると、たいへん機嫌が悪く、「食事中はしゃべらないの!」などと言う。 なんとかして、自分も会話に加わろうとするため、無理矢理にでも話題を作ろうとする。…

通史

岩波新赤版をあいかわらずちらほら読んでいる。 柴田三千雄『フランス史10講』と末木文美夫『日本宗教史』を読み終える。ともに通史、なんとなく大学の教養科目を思い起こさせる。が、現代の研究状況を押さえた良い本である。なかなか通史を書くのは難しい…

お〜い、がんばれ

昨日はDaichiの父母参観に出かけた(その後大学に行って、議事録一本、調査企画書一本、会計報告書一本を書いたら疲れて、夜Daichiをお風呂に入れた後、ばたんきゅ〜)。 Daichiはやっぱり、保育園とうちとで態度がまるで違う。保育園では、いたっておとなし…

風力発電から地域振興へ

今日もいろいろあったが、おもしろかったのは研究会。「お仕事」で出ないといけない研究会なのだが、お題はなんと風力発電。僕もまあ、いろいろな研究会に出ているが、そのなかでもかなり特殊なテーマだったと思う。「なんで俺が風力発電の研究会にでにゃあ…

ある論文集をめぐる会議。執筆者と編集者が集まって、出版の最終チェックを行うためのもの。正直なところ、僕にとって終わった仕事のつもりだったが、いろいろ注文が出て、再度手を入れることに。む〜。 しかも、あとは結びを書くだけのつもりだった別の論文…

6月はベストシーズン

北海道はほんとうに緑が美しかった。緯度で言えば、フランスとだいたい同じ。フランスも6月は一年で一番気候がよく、緑が美しかったが、それと同じ感じ。 あと、アスパラガスがおいしかった。今がベストシーズン。で、研究会は、、、たいへん楽しい研究でし…

どきどき、ぐったり

僕は正直なところ、機械に弱い。ということで、コンピュータのトラブルにはほとほと弱く、できるならば電源を切って、どこか部屋の隅に放置しておきたいと思うことがある(IT秘書が欲しい)。そんな僕が某学会の関係で、メーリングリストを担当している。僕…

困った

ここのところ書いてきた論文、むすびでつまづいている。むすびは、それまで述べてきたことを整理するだけなのだから、ここでつまづくというのはおかしな話だ(フランスにいるとき習った作文の授業で、結論で新しい議論をはじめてはいけないと何度も注意され…