2009-01-01から1年間の記事一覧

今年を振り返る

恒例、今年を振り返るエントリー(今年から恒例ということにする)。 まあ、たくさん仕事をした気はする。が、一年をふりかえって、「今年はこれをしたぞ」という感慨があるかというと、ちょっと微妙。まあ、去年も同じことを思ったけど。 今年は、編著をた…

スキー

この間しばらく音信不通になっていたが、実は北信濃のとあるスキー場に行っていた。Daichiの友達のご家族も一緒であり、3年連続の行事となる。 Daichiの友達のお父さんは高校の先生なのだが、仲間の先生方と集まって、民宿に泊まってスキー合宿をする。その…

そんなことはない

冬休み中は研究室に行かずにすむよう、必要な本を家に持って帰ってきた。とはいえ、「そういえば、あれも必要だ」と思うものは多く、ついつい両手に持てる限度一杯の本を持ってひいこら帰ることになった。 というわけで、せっせと持って帰ってきた本のチェッ…

真っ赤なお顔の、、、

クリスマスの朝。うちの二人の子供たちも、それぞれツリーの下にプレゼントを見つけ、にぎやかな朝になる、、、はずだった。 が、二人ともどうも様子がおかしい。Daichiの場合、今日で学校も終了。明日からはいよいよ冬休みである。ここまで無欠席のDaichiに…

石川真澄

石川真澄『人物戦後政治』(岩波現代文庫)を読む。石川真澄というと、僕が大学生の頃、朝日の代表的政治記者だったというイメージしかない。しかし、今回、彼が実際に会った政治家たちの風貌を伝えるこの政治家スケッチ集を読むと、やはりなかなかの人だっ…

年末の備忘録

年末の備忘録。今月末閉め切りが2つ。しかし、大晦日に本気で原稿の取り立てをする人もいないはずなので、これはまあ実質正月明け締め切りということで。 あと、文字通り、正月明け締め切りが2つ。う〜む。都合、4本か。 数年前、正月明け締め切り3本と…

父子の会話

最近、風邪をひいたSatoを隔離して、A-sanが世話をしているために、僕はDaichiと二人というシチュエーションが多い。 朝など、学校に行く準備が慌ただしいとはいえ、どうも二人でいると、お互い寡黙になってしまう。僕がぼそっと質問すると、Daichiもぼそっ…

フランスとロールズ

ジャン=ピエール・デュピュイという人の『犠牲と羨望』という本を読んでいる。タイトルを見ると何の本だろうか、と思うだろうが、割としっかりとした、スミス、ハイエク、そしてロールズとノージックについての分析本である。 ちなみに西欧諸国のうち、ロー…

政治哲学研究会

昨日は政治哲学の研究会。若手の研究者中心のものだが、あまり若くない自分としては、いつも出席して勉強になるなあ、と思うことしきり。 テーマは熟議民主主義とその社会経済的条件をめぐるものが一つ、もう一つはポスト世俗化時代における宗教的アイデンテ…

きな粉餅と軍艦

Daichiの小学校で、餅つき大会があるというので、出かける。行ってみるとグラウンドにかなりの親子の数。とりあえず、この地域はまだまだ子供がたくさんである。 長い行列を作って、ようやくきな粉餅とみたらし餅をもらってほおばる。うまいうまい。 そのと…

政治の精神

出た直後に一度読んでいるのだが、必要があってあらためて佐々木毅『政治の精神』を読み直す。政治の精神 (岩波新書)作者: 佐々木毅出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/19メディア: 新書購入: 4人 クリック: 16回この商品を含むブログ (26件) を見る …

一歩前進

ずっともやもやしていた懸案がひとつ決着した。というか、はっきりと前に一歩進んだ。これで、来年の自分をもっとリアルに想像できるようになる。 ここのところ、ずっと脳裏を離れなかった問題だが、それがクリアされればされたで、また次の不安もわいてくる…

ともかく進む

雪山のごとくつみあがった負債を前に、たいして事態の改善にもなるわけではないとわかっているが、とある教科書の1章分と書評原稿1本を書いて提出する。 さあ、次は、例の毎月恒例の取り立てだ。これをクリアすれば、平和な年末を迎えられ、、、 、、、る…

彗星の仕業

昨日言及した『ファンから観たプロ野球の歴史』。経営の視点から見たプロ野球通史の本であり、基本的には学術的な記述が続く。 とはいえ、80年代以降の阪神タイガースの軌跡を「機会損失」の概念で説明するあたり、何ともおかしい。この辺りの叙述では筆も…

プロ野球の本

元同僚の橘川武郎先生のこんな本を見つけた。ファンから観た プロ野球の歴史作者: 橘川武郎,奈良堂史出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2009/09/05メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (6件) を見る 橘川先生の専門は経営史。若い研…

なわ跳び

Daichiのなわ跳びにつきあう。小学校でやるらしいのだが、Daichiはまだうまくできない。10回くらい連続してできると「奇跡だ」と言っている。 「パパ、できる?」と聞かれて「もちろん」と答える。といいつつ、もう何十年ぶりなので、ひもが足にひっかから…

友達が来た!

先日、Daichiの友人たちが、家に遊びにきたという。うちは小学校のすぐ近くにあるのだが、学校からの帰り道、何だか盛り上がってやってきたらしい。何と、Daichiの同級生のおねえちゃんまで一緒だったようだ。 みんなはしゃいで家中を走り回り、みかんを食べ…

ダ・ヴィンチ・コード

フランス行きの便に乗る前、成田の空港で『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫本を買う。実は単行本としてなら持っていたのだが、今日まで読んでいなかったのだ。 といいつつ、行きの便では別の本を読んでいたので、帰りの便で読む。 おお、舞台はルーブル美術館…

ラクチン

フランスから日本に帰ると、町はきれいだし、電車は時間通り動くし、人はていねいである。 ああ、この国はラクチンだな、としみじみ思う。 数日いると、このラクチンさが当たり前になってしまうのだけど、、、 ラクチンなのがいいことなのかはともかくとして…

帰国→日常復帰

とりあえずフランスから無事帰国。実は、あまり無事でない部分もあったのだが、まあいいや、、、 今回、ずいぶんといろいろな人と会い、資料も得られたのだが、何よりの成果は一人の時間がたっぷりあったこと。何だか、いろいろ考えることが多かった。日本で…

明日、帰国

パリのレストランに入ると、夜の7時くらいだと、ほとんどお客がいない。8時を過ぎたあたりから人が増え始め、10時くらいにピーク。12時を過ぎてもまだまだ粘っている人が多い。 毎晩、人と会っているが、日本なら遅くとも11時頃には、「そろそろ終電…

ひたすら歩く

昨日、今日とひたすらパリを歩き回る。別に観光旅行をしているわけではない。ただ、パリという町は、少なくとも中心の主要部に関しては、わりに歩けるサイズの町である。至る所観光地のような町なので、歩いていても苦になさらない。結果的に、気づかないう…

出張報告

今回のフランス滞在は効率がいい。来てから3日間で、アラン・ルノー、ピエール・マナン、リュシアン・ジョームといった大物と話をすることができた。 その間、旧知の知人などにも会えた。まずは言うことがない。 でも、もし時間があったら、少しは美術館な…

パリの12月

パリの天気は変わりやすい。さっき雨が降っていたと思うと、たちまち快晴になる。今日もそんな一日だった。 今日出席したコロックは、僕の昔の指導教員だったピエール・マナン、マルセル・ゴーシェといった大物が報告する。久しぶりということで、はりきって…

パリ

現在、パリについて2日目である。最近、フランスにはご無沙汰で、ほとんど2年ぶりになる。とはいえ、この国はあまり変わらない。何だか昔のままの気がする。 今日は、さそっていただいたので、ソルボンヌ大学でのコロックに出席する。主催は政治哲学者のア…

海外逃亡

実は明日からフランスである。1週間ほどの出張であるが、やはり気になるのは、借財と不義理の数々である。 というわけで、昨日学生さんたちとのセミナーから帰って以後、せっせと書くべきものを書き、提出すべきものを提出し、会うべき人と会った。 が、つ…

今晩は泊まりがけ

最近のよくない傾向なのだが、自分が依頼されたのが何の企画なのか、よくわからないままに現地におもむく。今日は、いろいろな大学の学生さんや留学生の方を集めての、学生シンポジウム。しかも1泊2日のとまりがけという。いったい何をやるんだろう。 これ…

ははは、、、

毎月恒例の取り立て日。今月も、お二人の編集者がいらっしゃった。1章分とまではいかないが、とりあえず2節分を提出し、大目に見てもらう。ああ、毎月末に借金取りに追われている気分、、、 合間に、明日出席する予定の某企画の事務局の方から、「レジュメ…

眼鏡と繊維

福井調査の研究会。福井県の製造業というと、眼鏡や繊維産業が有名だが、その調査方法についてが主題だった。 僕の本来の専門は、政治思想史。それもフランスが中心のはずだが、いつのまにか、こういう地域調査や企業調査の話を、何の違和感もなく聞いている…

雨の模擬店

Daichiの小学校で模擬店をやっているというので、小雨の降る中、見に行った。 少子化の時代、珍しい話だが、Daichiのクラスは増設のプレハブの中にある。狭い廊下を子供たちが行き交う。「いらっしゃい、いらっしゃい」「ここが大人気のお店ですよ」、ほとん…