2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

働くこと

昨年に引き続き、高校の先生方を対象とするワークショップを行う。昨年はコーディネーターと講師を両方やったが、今年はコーディネーターだけである。 今どき、高校生対象のオープンキャンパスはどこもやっている。高校の先生対象の進路相談会もあるだろう。…

バス

うちの近くを走っているバスの運転手には、どうも無口な人が多い。お客に何を言われても、ごにょごにょとしか答えない。ときどき、妙におしゃべりな人もいるが、出来るかぎり客とは話すまいと、心深く決意しているかのような人もいる。 が、会社からの指示だ…

『東京奇譚集』

東京奇譚集 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 84回この商品を含むブログ (315件) を見る 村上春樹『東京奇譚集』(新潮文庫)を読む。まあ、逃避だね。でも、おもしろかった。 親に愛さ…

読書

先日、このブログで紹介した本から。 アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所作者: 渡辺靖出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 183回この商品を含むブログ (38件) を見るご活躍中の渡辺さんだが、この人…

盆踊り

Daichiと近所の盆踊りに出かける。この地域、商店街を中心に、この時期なかなかがんばっている。メインイベントが野球グラウンドでの盆踊りである。 夕飯を食べてしばらくたった頃のこと。急にDaichiが「盆踊りに行く」と言い出した。まあ、野球もおもしろく…

政治学の教科書

とある出版社から刊行される政治学の教科書の執筆に、協力することになった。ということで、今日はほとんどの執筆者が参加しての第一回の編集会議。 メンバーの半分くらいは初めてお会いする方である。なかなか活発な議論が行われ、本の輪郭も見えてきた。 …

東北バスの旅

つまずきの石は、目の前にあった、、、地震から一夜、何人かの方から安否を気遣う連絡をいただいても、「だいじょうぶですよー」と明るく答えていたのだが、、、 問題は交通機関であった。テレビ報道によると東北新幹線は仙台以北が運転見合わせとのこと。駅…

再び釜石へ

再び、釜石に来る。少し久しぶりになるが勝手知ったる町という気がする。 今回は、地元の振興局の依頼で、近隣のNPOの方々を招いて、地域コミュニティの再生をめぐるセミナーのコーディネーターをつとめることになった。慣れない仕事でちょっと緊張する。 コ…

ディズニーランド

何を思ったか、親戚がディズニーランドのホテルで結婚式をあげるという。へぇ〜と思いつつ、これまでDaichiをディズニーランドに連れて行ったことがなかったので、それでは、と出かけることにした。 場所はホテル・ミラコスタ。ディズニー・シーに位置する、…

穏やかな目で

だましだましやってきたが、疲れとアレルギーで沈没。一日を家で呆然と過ごす。コントタクトを入れられないので、遠くはぼやけてしか見えない。何だか世界全体が揺らいで見える。 人の世界認識というのは、その人の皮膚感覚のうえに成り立つと思う。体調が悪…

研究会な二日間

研究会。昨日もとある研究会があったのだが、内容といい、そこで論じられる研究者や思想家の名前といい、大幅に重なっている。にもかかわらず、研究会メンバーの重複はない。自分的にはつい「昨日言ったように、、、」と言いたくなる。まあ、おかげで、より…

J.K.先生

知人の紹介で、アメリカの日本研究者として著名なJ.K.先生にお会いする。 今からはるか昔、日本のどぶ板選挙の実際をフォールドワークで解明したJ.K.先生、たぐいまれなるコミュニケーション能力に圧倒される。 具体的な話もさることながら、今後の自分の研…

暑い、、、いや寒い

僕は温度差アレルギーである。変なアレルギーかもしれないが、温度が急激に変化すると、鼻がとまらなくなり、コンタクトを挿入できなくなり、ついでにお腹まで下ってしまう。たいへんなのだ。 寒いから暑いへの変化はまだ大丈夫である。その逆がいけない。そ…

ヒューム最終回

半年間読んできたヒュームについての講読ゼミも最終回。かなりクセのあるこの思想家になじんできたところなので、ちょっと残念である。 今日読んだのは「完全な共和国」をめぐるヒュームの構想。いきなりその冒頭、なぜか船の話が出てくる。「ホイヘンスの発…

もちろん

某表彰式に出席。先日のとある賞の式にも出たかったのだが、うっかりしているうちに当日が過ぎてしまった。とりあえず、人をお祝いする機会には出ておきたい。何だかおまけの福をもらえるかもしれないし。 が、いいことばかりでない。いろいろたまった宿題関…

ため息の記憶

僕は愚痴っぽい性格である。あれこれいらぬことを考えては「はああ、、、、」とためいきをついている。しかもけっこうしつこい。 ただ、さいきん、どんどん忘れっぽくなっている(今日も一つアポをすっぽかしかけた)。結果として、昨日の晩、なんで「はああ…

ナゴヤドーム

前からDaichiと約束していた、ナゴヤドームにでかける。とびきりはりきって早起きしたDaichiは、初めてやってきたドームの風景に大興奮。場所はパノラマシートという、天井に近い、おそろしく高い場所だが、そこから大きな声で応援する。 でもなあ、ドラゴン…

経験

朝、Daichiを迎えにいく。一夜の経験をへて、だいぶ自信をつけた様子。会うや否や、昨晩の経験を語ってくれる。何となく誇らしげである。やっぱり、子供は経験だな、と思う。これからもいろいろ経験して自信をもってくれい、という感じ。 父親の方は京都で研…

ゲド戦記

今日、家に帰ってふとテレビをつけると、『ゲド戦記』をやっていた。ル=グウィンの原作は好きだけど、映画の評判悪いしなあ、と思って数分だけ見てみる。 そういう先入観があるからかもしれないが、やはりいただけないなあ。トラウマをかかえた青年の行き場…

お泊まり保育

Daichiは明日、「お泊まり保育」である。保育園も最年長になり、年に一回の大イベント。みんなで仲良く保育園に一泊する。 Daichiとしては楽しみ半分、不安半分である。友達のなかには、よそのおうちに泊まってもぜんぜん平気という子もいるのだが、Daichiは…

違って見える

今日はゼミのあいまに引っ越し作業。旧研究室と退避先、それから演習室を行ったり来たり。 荷ほどきは明日以降だが、とりあえず、新しい研究室でメールを見れるようになった。何とか早いところ、通常生活に戻りたい。 今度の研究室は、これまでの研究室と同…

恋のアヴァンチュール

ODGさんのブログで、米原謙『日本政治思想』(ミネルヴァ書房)という本を知り、早速読んでみることにする。日本政治思想史もなかなか、これぞという教科書の選択が難しいのだ。 大正・昭和期の叙述が多いのは、一つの特徴だろう。その点はなかなかいいと思…

引っ越し初日

本日は研究室の本の梱包と書架の解体作業の日である。 いつも思うけど、日本の引っ越し業者というのは、えらいものである。ややこしい作業に文句もいわず、手際よくこなしていく。フランスだとこうはいかない。こちらの語学の問題もあるのだろうが、そもそも…

静寂感

ようやく、引っ越しの準備が終わった、、、いやはや、、、 話は変わって、昨日、Daichiと一緒に市立図書館に行ったときのこと。子ども図書をずうっと眺めていったら、将棋の羽生名人の伝記があった。名人といっても、前に書いたように、僕にとっては「近所の…

イベント

A-sanが、地元の子育てサークルのイベントの手伝いをしている。今日はその当日ということで、Daichiと一緒に、ひやかしにでかける。 場所は男女共同参画のための公共施設を借りている。はじめてなかに入ったが、たいへん立派な施設である。図書もなかなか充…

朝の連ドラ

朝の連ドラといえば「ちりとてちん」の話題で持ち切りだけど(実は、僕はほとんど見てなかった。DVDで見ようかな?!)、なぜか最近、急に「ひらり」の主題歌を思い出した。気づくと鼻歌を口ずさんでいる。 このドラマ、主役は石田ひかりだった。あの人、そ…

ああ、、、

時間をかけて一つひとつ信頼関係を築いてきた組織が、あっという間にがたがたになることがある。 組織全体のパフォーマンスがいいときは、少々の摩擦も問題ない。が、停滞が続くなか、不満のラインが一つまたひとつ重なって、次第に組織の空気が重くなる。 …

本の選別

研究室の引っ越しを来週に控え、退避先に持って行く本と、段ボールに入れ、これから一年倉庫にしまってしまう本の選別をしている。持っていける本は、全体の半分にも満たない。一つ間違えると、一年間取り出せないのだから、判断が難しい。 いやみなのか、本…