2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

入試問題

今日、とある出版社から、入試問題集を作るにあたり、おまえの書いた文章を転載するから承諾しろ、という手紙が来た。 へー、僕の文章が入試に出題されたんだ、知らなかったと思い、中を読んでみると、ある大学の小論文の出題で、「次の文章を読み、論じよ」…

気が重い論文

久しぶりに、論文を書くための時間がとれた。が、なんというか、論文というのは、何日か連続して時間があってはじめてその世界に頭がなじむようになるものだ。この論文、着手したのは連休中で、その後、完全に放置したままになっていた。それを引っ張り出し…

日曜日の光景

午前中は家の片付け。冬物の暖房類、五月人形等をようやく物置にしまう。 その後、3人で外出。Daichiは東急大井町線にのって大喜び。なんだか、この路線、いかにも昔の私鉄沿線の風情があって悪くない。僕だけ等々力で降りて、TOEICの会場へ。着いてみてまず…

TOEIC

何を思ったか、発作的にTOEICの受験を申し込んでしまった。で、明日がその試験日である。 実を言うと、僕はTOEICもTOEFLも受験したことがない。恥を忍んでいえば、英検も4級しか受けていない。ということで、英語のこの手の試験を受けるのは、ほとんど初めて…

安藤忠雄

明日から学園祭ということで、今日の午後から授業は休止、キャンパスは模擬店などを準備する学生さんでいっぱいになった。 そんななか、相変わらず郵便局だ銀行だと行ったり来たりしているとき、ふと張り紙を見ると、おお、安藤忠雄の講演会。予約なし、入場…

小森陽一

小森陽一の『村上春樹論』(平凡社新書)を立ち読み。しかし、すごい本だなあ。小森によれば、村上の『海辺のカフカ』は、女性嫌悪に貫かれた本であり、個人の暴力を国家の暴力と短絡するばかりか、さらには日本の戦争の記憶を忘却させることを目指した小説…

活字中毒

Daichiは親の血を引いたのか、かなり活字中毒である。いつも何かの本をひろげて読んでいる。人に本を読ませるのも好きで、本をもってきては「何て書いてあるの?」と聞く。同じ本を何度でも読ませ、さらに絵本でセリフのない登場人物に関しても「何て言って…

車内読書

昨日は帰国したその足で結婚式に出席、今日は今日で、朝から八王子に出かけ、その後大学に向かう。休みはいつの日に訪れるのか。 それはともかく、今日は移動時間が長かったので、その間本を読むことはできた。岩波新書の新刊から苅部直『丸山真男ーリベラリ…

ソウルの夜は続くのであった

ソウルの夜は熱かった。シンポジウム終了後、親睦会はさらに二次会へと続き、その後はカラオケが待っていた(韓国の人、カラオケ好きだね)。 しかしながら、僕は翌日トンボ帰りしなければならない事情があり、午前1時くらいに抜けだし、宿舎に戻る。結局6時…

ペーパーを読む

シンポジウム初日。正直なところ、ペーパーを書いた後、すっかりこのシンポのことは忘れていて、昨晩になって自分の書いたペーパーを読み直し、「ほ〜、こんなことを自分は言おうとしたのか」と思い出す。 というくらい、ほとんど覚悟も緊張感もなく、本番に…

ソウルに着いた!

というわけで韓国についた。今、夜の11時(韓国って、日本と時差がなかったんだっけね)、ソウル大学のゲストハウスである。 現在羽田空港とソウルの金浦空港の間にはシャトル便がある。おかげで夜7時過ぎに羽田を出発すれば11時前には、ソウルの宿泊先の…

時間切れ

やばい、締め切りの過ぎている論文を、なんとか韓国行きの前にめどをつけておきたかったが、結局めどどころか、まったく五里夢中なままでかけることになってしまった。向こうで夜にでも、、、書けないよなあ、、、

林芙美子

本日は釜石についての研究会。最近、釜石づいているが、そもそもフランス研究者の端くれであるはずの僕がなぜ釜石のことを調べなくてはならないのか、今ひとつもふたつわからないのだが、ええい、のりかかった船ということでがんばっている。 ちなみに釜石に…

先々のこと

「わー、今週末には韓国いくんだな」とか、「あー、あの仕事、そろそろどうにしかしないとまずいな」とか、「むー、やだけど、あの連絡しないとやはいな」とか、いろいろ考えるが、具体的には何もせず。ちょっと思考停止状態。いかんなあ。 それでも、今日は…

『ゲド戦記』第四巻

『ゲド戦記』第四巻を読む。う〜む、フェミニズム色が強くなるとは聞いてはいたが、たしかに第三巻までとは、まったく違う話になっている。何十年というインターバルを置いて書かれたこの作品、もはやファンタジーではなく、完全にジェンダーの問題を扱う小…

だるまちゃんとてんぐちゃん

雨の土日の過ごし方、ということで、図書館に出かける。僕の住むX市、人口や財政規模に比して、図書館行政はかなり貧弱である。もう少し立派な図書館が欲しいが、文句も言ってられない。けっこうおもしろそうな本も見つけたし。 子供の本のコーナー。『だる…

どちらがいいか

ごほごほ言いながら何とか一日の仕事を終えたものの、ミーティングというとやはり夜でないとというおじさん方のリクエストで夜の渋谷に出かける。ごほごほ。 まあ、いろいろ打ち合わせをしたのだが、おもしろかったのは店で働いていた方。話がたまたま藤原正…

風邪拡大中

相変わらず咳が止まらず、ごほごほやっている。しかも、夜になってDaichiまでぐったりしてきた。体温をはかると、どうも熱があるようだ。ああ、もっと早く迎えに行ってあげれば良かった。なのに仕事に手間取るうちに遅くなり、結局A-sanに行ってもらうことに…

のどが痛い!

掃除でのどを痛めたようで風邪気味、体調悪し。そんな中、アポ、ミーティング、研究会をなんとかこなす。 その合間に大学院志望という学生さん来訪。しかし、無口。こちらがしゃべってしまうからいけないのか、それとも本当にしゃべることがないのか。ますま…

なつかしい顔

昨日は実家の整理も一段落したので、近所の友人宅をめぐる。友人たちはいないことが多かったが、そのお母さんたちには結構会えた。みんなこちらの顔を見るなり、「まあ〜、**ちゃん」。なかには20年ぶりという場合も。不思議なもので、友達のお母さんた…

実家

実家を処分することになった。かれこれ10年近く放置された家を整理しないといけない。ということで、これから泊まり込みで作業をする。なんで連休にこんなことをしないといけないのか、という気もするが、いたしかたない。両親も歳だし。 僕のふるさとは八王…

都内電車めぐり

今日はA-sanが勉強の日。ということで、朝からDaichiと出かける。電車を乗り継ぎ、都電荒川線へ。ビデオでは何度も見ているが、実際にのるのははじめてということで興奮気味の息子。なぜか朝からアレルギー性鼻炎気味でローテンションの父。二人で、超満員の…

催促

今日は事務仕事で、何件か催促のメールを出す。日頃、催促されるばかりなので、変な感じ。催促される側とすると、みょうに丁寧な催促だと「ひょっとして、怒ってる?」と裏読みしてしまうし、逆にぶっきらぼうな催促だと「ぶれーな奴」とむっとする。が、自…

一丁あがり、ということにしておこう

とりあえず、締め切りの過ぎていた仕事を一つかたづける。正直なところ、これまでいろいろなところに書いたことを、きわめて粗雑につなぎ合わせたというのが実情。まあ、しかたない。 柄谷もそうだけど、本質的な思想家は、同じことを何度も何度も繰り返し書…