2018-01-01から1年間の記事一覧

ライプツィヒ

ドレスデンからそのままベルリンに帰るのも能がない。ということで、ライプツィヒに寄ることにする。サイズ的にはドレスデンより小さいが、ここもなかなかの観光都市のようだ。そこでまず、ゲーテさんに挨拶する。若き日の像で、この街をかなり(飲み歩いて…

ドレスデンへの旅(2)

それでもなんとかドレスデンにたどり着く。駅に荷物を預けて、早速街の中心へ。印象として、なんだかやけに新しい建物が多い。それもそのほとんどが大資本のチェーン店。なるほど、考えてみればドレスデンは旧東ドイツ、統一後に旧西ドイツ資本が入り込んだ…

ドレスデンへの旅(1)

講義も終わったことだし、旅に出かけることにした。まずは近場ということで、ドレスデンに行くことにする。ザクセンの古都、第二次世界大戦の爆撃から、時間をかけて歴史的建造物を復元したことで有名だ。 とはいえ、まずは列車に乗らないといけない。が、途…

講義終了!

今日でめでたくこちらでの講義をすべて終えた。週3回、英語で講義をするなんて、正直なところまったくイメージできなかった。でも、やってみると、あっという間に終わった気がする。1週、1週なんとかこなして、「ああ、なんとか今週も乗り切ったよ」と思…

ベルリンを歩く

ベルリンに来て、はや二ヶ月が過ぎた。が、その割に、行動範囲は大学とアパートの周辺に限定されていたようだ。言い換えると、旧西ベルリンのさらに南西の住宅地地帯が僕の生活圏のほとんどだった。 が、それはさすがに狭すぎるのではないか。そのことに気づ…

21世紀の日本

ドイツでの滞在ももう少しで後半に差し掛かる。講義も7週目でちょうど半分終わったことになる。しつこいようだが、こちらでの講義について、再度触れたい。 こちらでの担当は三種類。一つが学部向け、一つが大学院向けの講義で、後のもう一つが日本語講読の…

日本について

ベルリンに来てから、一月と半分くらいである。すっかりとは言わないけれど、かなりこの街に馴染んできた。その上での印象は、開放的で、暮らしやすい、ということだ。大都市だけれど緑が多く、適度に機能的で、それでも生活を楽しむ余裕を失っていない。各…

走るのは楽しい

すっかり、こちらの更新を怠ってしまった。ほとんど毎日同じような生活の繰り返しで、とくに書くことがないなあ、というのが理由。でもまあ、少しでも書いてみよう。こちらで熱心にやっていることの一つは走ること。こちらに来た当時は、ベルリン中心部にあ…

ベルリンの壁

ベルリンに来て、はや半月。ようやくベルリンの壁を見に行った。と言っても、まだ壁が残っているのは、ほんの数カ所だけ。まずはベルナウアー通りへ。 天気が良い。芝生の上では若者たちがやぐらを作って、壁越えに挑戦している。確かに、頑張れば越えること…

講義雑感

ついでに勢いに乗って、もう一本。講義についてだ。 正直なところ、英語で講義をするのも楽ではない。これまでも単発でなら何回かやったことはある。が、週3回を14週やるというのは初めてだ。我ながら「大丈夫かねえ」と思いながらドイツまでやってきた。…

step by step

木曜日の夕方、すべての講義と演習が終わった後が、一週間でいちばん幸せな気分になれる時間帯である。今週もおかげで楽しく講義と演習を終えられた。少しホッとしたところで、こちらでの環境への順応ぶりについて、少し触れておきたい(大学篇)。 正直なと…

買い物

こちらに来てから、我ながら感心するくらい禁欲的な生活をしている。大学とアパートを往復し、その道すがらスーパーによる以外、ジョギングを除いてほとんど外出していない。一度だけポツダム広場とブランデンブルグ門に行ったが、それ以外、ベルリンの街を…

ドイツでの講義

今回ベルリンにはサバティカルで来ているわけではない。講義を週3回することが条件である。英語で良いのだから、ドイツ語でやるよりはマシだけど、それでもなかなか大変である。あいにく日本を出発するまでドタバタが続き、講義の準備どころではなかったの…

ベルリン自由大学の学食

ベルリンに来て以来、昼食はいつも大学の学食である。日本にいる時も、なんとなく学食が好きでよく出かけるが、ここにいてはどうしても頼らざるをえない。ベルリン自由大学の学食はなかなか広くて快適。雰囲気も明るい。お惣菜からデザートまでけっこう充実…

勉強は楽しい

ベルリンも四日目になる。といっても講義はまだ始まっていないので、すべてはここでの生活を始めるためのセットアップ作業である。一日一日と、自分の分かること、できることが広がりつつあり、海外生活の楽しさを感じる時期でもある。 今のところはまだ大学…

はじめてのドイツ

ドイツに4ヶ月ほど滞在することになった。ベルリン自由大学で講義を行うのが目的だが、実を言うと、これまでの人生で一度もドイツに来たことがない。フランス人によくある偏見で「行くなら南」という発想に影響されたのか、イタリア、スペイン、ポルトガル…