2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

終わって欲しい

正直いって、我が家において僕が迷惑な存在であるということは重々承知している。某チームが勝っているときはいい。負けたり、あるいは試合の途中でピンチになると、僕はふか〜い沈黙に陥るか、八つ当たりでそこらのもの(ぶつかると壊れる物はさすがに避け…

政治本

僕は「政治オタク」と呼ばれることがままあるが、われながら、よくこんな本まで読むよなあ、ということがある。ここのところでいうと、森田実の『自民党の終焉』(角川)は、さすがにひどいと思った。民主党の応援をするにしたって、これじゃあ、応援にもな…

四半世紀

しかし、僕はなぜドラゴンズのファンになったのか。思いおこせば、僕が小学生の頃、少なくとも東京郊外に住む僕の周辺では、子どもたちにとってスポーツと言えば野球しかなかったし、野球といえばジャイアンツしかなかった。王貞治がホームラン756号を打った…

エンジョイ・サンデー

昨日は久しぶりにブログを更新しなかった。なぜか、という点についてはご賢察されたい。 で、今日はふてくされて寝坊し、日中はDaichiと公園に出かけてみっちり野球の練習、午後は二人でぐっすりお昼寝、とまことに健康的な一日を過ごした。夜は夜で、ご機嫌…

大人数講義

何年やってみても、やはり400人近い学生さんを前に講義をするのは、それなりにしんどい。講義の前など、一瞬逃げ出したい気になることがないわけではない。 しかし、一定以上の人数の場合、数の多さというより、集団としての雰囲気の方が重要である。なん…

がんばれ、オッポジ君!

懸案の某仕事に着手。でも、やっているうちにどんどん悲観的になっていく。あ〜もう、こんな苦労をするのはいやだな、楽したいな、と僕のなかのペシネガ(=ペシミストでネガティブ)君がつぶやく。 いやいや、まあ何とかなるよ、やってみないとわからないよ…

新宿

今晩、とある用事で、新宿西口の某ビルへ。その帰路、地下通路を通って駅に向かったが、途中で用事があって、地上部に上がった。いや、しかし、ここはどこだ? ずいぶんといろいろな建物がにょきにょき立っている。駅はどこだ?都庁も見あたらないぞ?方向が…

政治思想史とは

考えてみると、久しく政治思想史の講義をしていない。いや、僕の専門は政治思想史のはずなのだけど、どうも政治学の入門とか原論についての講義をすることの方が多くなっている。非常勤でも政治思想史の講義を依頼されることはめったにない。 が、もし今、政…

構造主義

フランス現代社会思想の講義。今日は構造主義である。しかし、構造主義とは何か、1回の講義で説明せよと言われるとなかなか難しい。 そもそもどの本を参考図書にあげるべきか。ドッスの『構造主義の歴史』は、しんどすぎて、自分自身開く気にならない。なん…

江ノ島

思えば、この一月ほど、土日らしい土日がなかった。今週、ひさしぶりに土日を家で過ごすことになった。昨日は、日中はDaichiと公園で野球をしたり、スイミングスクールに行ったり。そして夜は野球観戦。今日は久しぶりに遠出し、江ノ島に出かけた。 天気がい…

祝!2年連続日本シリーズ

いやあ、めでたい、めでたい。 ほんとうにこんなにうれしいことはありません。はい、かんげきです。 今年はいい年だった、、、って、いや、まだ今年は終わってないぞ。日本シリーズはこれからだ。 おお、なんとその時期、僕は札幌にいるぞ。これはいくっきゃ…

『おもひでぽろぽろ』

いや、めでたい、めでたい、、、のはともかくとして。 ナイター中継が終わり、ぼんやりとテレビを見ていると、高畑勲監督の『おもひでぽろぽろ』をやっていた。ついつい見てしまった。 このアニメを見たのは、僕が大学院に入った頃であろうか。原作は、ノス…

時代の記憶

今日の昼間、小一時間ほど、隙間の時間があった。何をしようか考えた上、釜石で前にコピーしてきた市の広報を数年分、ひたすら読んでいった。昭和三十年代のものである。広告に入っているのも、黒沢明の『用心棒』だったりする。なんだか読んでいるうちに、…

村上春樹2

今晩、とある新聞社の記者の方と飲んでいて、「実は村上春樹がノーベル賞をとったら、ということで準備していたんですが、、、」という話になった。いや、おもしろそうな話だな、と思っていたら、いきなり「実は僕、村上春樹って、あんまり知らないんです。…

ヘーゲル的断章

今日も一日、ヘーゲル、ヘーゲル。いや、ほんとうに歴史は理性の自己実現であるような気がしてきた。矛盾も悪も、きっと歴史の最終目的である自由の実現のためなんだ、と思いたい。きっと、僕が日々無用にばたばたしているのも、自らの規定性を認識して、自…

ドゴール

今日の講義ではドゴールについて話す。これまたにわか勉強で情報を仕込み、1時間前に知ったことを、あたかも100年前から知っていたかのごとく、学生さんには話す。まあ、教師とはそのようなものである(僕だけかもしれないが、、、) それにつけても面白い人…

写真は嫌い

京都から帰る。新幹線のなかでぐーぐー寝る。帰宅後、親戚の法事のつきあいで、お墓参り。Daichiをつれていき、とりあえず、死とは何か、お墓とは何か、説明しておく。「いつかパパが死んだら、お墓に会いに来てくれよな」と言っておく。「うん、そうするよ…

同志社大学

某研究会で京都へ。ここのところ、3ヶ月連続で京都に来ているなあ。 会場は同志社大学。はじめて来たけど、なかなか雰囲気のあるキャンパスだなあ。建物の一つひとつに漢字二文字で名前がついている。神学館、弘風館、啓明館、光塩館、、、。みんなキリスト…

大人数は鬼門

1年生向けの大人数講義がはじまる。いや、この講義、僕にとって毎年鬼門である。 専門課程の学生さんというのは、とりあえず、なんというか一種の諦念をもって講義に出ている。こちらがかなりまずい講義をしても、たんたんと聞いてくれる。まあ、そういう学…

村上春樹

この前、内田樹の『村上春樹にご用心』を読んだ。なかなか面白い本だった(ときどき読むと、内田の本ってけっこう感心する。しばらくたつと、何に感心したのか、わからなくなるけど)。 というわけで、ここ数日、村上の初期の作品を読んでいる。実を言うと、…

初体験

大学のゼミ終了後、某カルチャーセンターにでかける。はじめての場所はいつでもどきどきする。 そもそも、どういうお客さんが来るのか、まったく想像できない。市民講座風(ひまつぶしのおじいさんが主体)か、あるいはより研究会風(若手同業者含む)なのか…

わけわからん

たしかおとといは「格差」とか「希望」のことを話したはずなのだが、昨日はサルトルと「アンガージュマン」のことばかり考えていた。そして今日はずっとヘーゲルの歴史哲学である。僕の限られたのーみその容量では、もうそろそろ限界な気がする。しかも明日…

サルトルの時代

今日は学会三日目。のはずであるが、僕は授業があるので参加できない。いや、やはり三日というのは体力的につらい気がする。 といいつつ、講義の準備も楽ではない。この講義、フランスの現代史と社会思想を扱っているが、後期は戦後編である。前回、ジッドと…

長い一日

学会二日目。ちなみに休日も二日目。昨日の運動会で奮闘したA-sanはちょっとぐったりモード。悪いなーと思いつつ、家を出る。 どうしても出ないと行けないセッションが続く。昼休みも知人と話していて、自分のペーパーを読む練習ができない。直前のセッショ…

学会

今朝はDaichiの運動会。「ヤングマン」(いやあ、なつかしい)を踊り、徒競走もある。何日も前から大張り切りのDaichiにたいへん申し訳ないのだが、今日は学会である。仕方ないので、A-sanとDaichiを保育園まで見送り、ちょっとだけ運動会の空気を吸ってから…

朝の会話

今朝はA-sanが早く出かけてしまったので、Daichiと二人で朝食をとる。そこでの会話。 父「昨日の中日ー広島、どっちが勝ったと思う?」。子「、、、、中日!」。父「ぴんぽーん」。、、、でしばらくしてから、子「パパがうれしそ〜な顔してたから、勝ったの…

ブックレビュー

9月締め切りの原稿の2本目がほぼ完成した(完成と言い切れないのが悲しい)。 洋の東西にわたる、法・政治思想の10冊の古典についてのブックレビュー。法哲学のI親分からの司令で、引き受けざるをえなくなった仕事である。 「なんで、僕がこんなものを…

ドイツ語

本日より、大学院の演習も開始。今学期はなんとドイツ語!ヘーゲルの『歴史哲学講義』をテキストに指定する。 まあ、ドイツ語だから、あまり参加者は多くないだろうな、と思っていたけど、演習室に行って「う〜ん」。参加者は2名だった。うち1名は他学部の学…

ニーズとシーズ

今日の研究会で出た言葉。「ニーズもある、シーズもある。あとはそれをリスクをとってやる人間だ」。なかなか含蓄のある言葉だ。 たしかに、世の中で必要とされる仕事で、それを実現するための種も蒔かれた状態なのだけど、最終的にそれをやる人間がいない、…

考えてみよう

来年の講義スケジュールや非常勤などの予定が固まりつつある。が、ここに来て「う〜ん」と考えざるをえないオファーが、、、 まあ、ありがたい話ではある。けど、引き受けてやっていけるのかな、、、 よくよく考えてみよう。