2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
職場の耐震補強工事がようやく終わったようだ。自分の研究室がある7階にはまだ入れないが、1階部分は、これまで工事区域にあったおおいがとられ、なかに入れるようになった。 「うわっ」と思うのは、各部屋の窓の「×」の字。鉄鋼がクロスになって、窓全体…
今日は聞き取り調査を行う。これから本格化するオーラルヒストリーの予習として、関係者のお話をうかがったのだ。 僕は基本的には、自分で話をするより、人の話を聞くのが好きである(といっても、A-sanには、「結婚前はもっと話を聞いてくれる人だと思って…
長野に行ってきた。先日のエントリでは欠席と書いたI上さんも結局出席され、かなりの豪華メンバーになった。それにしても、I上さんはどこに行っても、人気があるなあ。「週刊子供ニュース」のインパクトはやはり絶大である。 今回のメンバーで面白かったのは…
あいかわらず、人生は旅なのだ。って、かっこうをつけてもしかたがない。要するに、あっちゃこっちゃ出かける日々が続いている。 明日からは長野へ。来週末は釜石へ、そして一週おいてその次は福井である。さらにその次も、、、 明日からの長野は、信濃毎日…
福井調査の研究会。議論のポイントは、人口80万人をこえる「県」という対象に対して、どうアプローチするか。 福井を、日本全体のなかで、どのような地域として位置づけるか。その位置づけによって、調査の力点が変わってくる。 福井のローカル・アイデン…
今日のゼミでバークの『フランス革命の省察』を読み終わった。で、読み終わったところで、ある意味根源的な問いが提起された。 「なぜ、バークの文章には区切りがないのか」 まあ、元々、書簡形式で書かれたという事情もある。時局柄、いそいでまとめたとい…
職場の同僚が「助けて」とやって来た。僕も昔いたことがある、フランスの社会科学高等研究院からインビテーション・レターが来たという。 その同僚は日本経済史が専門なのだが、一ヶ月ほどフランスに滞在して、講義を行うらしい。問題は、そのインビテーショ…
先日の土曜日の研究会、スピーカーは、なんとあのM台S司さんだった。このM台さん、昨年には政治思想学会に入会している。学会で顔をみたときは、「M台さんに似た人だな」と思ったら、ご本人だったのにびっくりした記憶がある。最近も次々に本を出しているM台…
NHKのBSに『週刊ブックレビュー』という番組がある。今週の番組で、僕たちの共同研究の出版物を取り上げてもらえると聞いて、朝からテレビの前に陣取る。 聞くところによると、時間はわずか20秒ほどであるという。一瞬たりとて、よそ見をしてはいけないと…
父と子の思想―日本の近代を読み解く (ちくま新書)作者: 小林敏明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/06メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る 小林敏明『父と子の思想』(ちくま新書)を手に取る。正直いって、やや時代がかっ…
よたよた足で進む日々であるが、はや6月も半ばである。負債は減らないけど、とりあえず、自分が編者の一人となっている本のうち、いくつかは刊行のはこびとなった。 一冊目はこの本。幸いなことに3刷りになっている。表紙は朝日のイメージ。 次がこの本。…
村上春樹の『1Q84』を読んだ。ところで、今度出たこの2冊本、「上・下巻」ではなく、「BOOK 1, Book 2」とある。っていうことは、Book 3もあるのかな、とどうしても思ってしまう。 村上春樹らしい、二つのストーリーが平行しながら進む構造になっている…
最近、人前で話をすることに慣れ、やや慢心があったのかもしれない。なんとなく、しっかりと心の準備をすることなく「ふわっ」と講義を始めてしまった。今朝の話である。 「つかみ」が大切とはよくいったもので、講義も漫才も、出だしがよければ、あとは聞き…
昨日は、Daichiの小学校のオープン・スクール。まあ、親は好きなように、学校内を見学できるという趣旨である。そのために、土曜日なのに、一時間目から四時間目まで、通常通りの授業が行われる。いや、小学校の先生はたいへんである。 おもしろかったのは、…
東京JCのOB会から講演の依頼をいただく。任にあらず、という気がしたが、たいへん熱心にお誘いいただいたのと、会のこれまでの検討の記録をいただき、その真剣さに強い印象を受け、結局、お引き受けしてしまう。 行ってみると、それほど広くない会場のなかは…
またまた京都である。このひと月で3度目。いやはや、縁のある町になってしまった。 今日は久しぶりに早めについたので(今日は報告ではない)、研究会前に、銀閣寺まで足を伸ばす。ここに来るのも、高校の修学旅行以来かもしれない。 京都の町は、初夏の陽…
Daichiが小学校に入って以来、「お迎え」からすっかりご無沙汰である。保育園時代に園庭で、いつまでも遊んでいるDaichiを待っていたのが、はるか遠い昔に思える。 今日は、久しぶりの「お迎え」。小学校でやっている「ほっとスペース」に午後6時過ぎまで預…
神田のS省堂で行われた、職場の共同研究のトークイベントに行く。それにしても、イベントの多い企画だ。ちなみにいうと、来月は福井でもやる予定。 といっても、今日のイベントはGさんと、K先生の対談。僕はお客として二人のやりとりを楽しむ。 K先生とは、…
うちの大学の図書館は、なんだか複雑な構造のものが多い。とくに書庫部分は、繰り返し部分的な増築、整備を行った結果、いささか迷宮じみた空間になっている。 今日は、総合図書館の閉架のなかを行き来する。階段を上り下りし、ぐるっとまわって、それから渡…
連休中、どこかの遊園地の輪投げで、Daichiが景品のルービックキューブをもらってきた。自分でゲットしたということで、Daichiも鼻高々である。以後、父子二人で、ルービックキューブに挑戦するようになった。 実をいうと、僕はこの手のものが苦手である。子…
この2週間ほど、現在フランスから来日中のM先生の、とくに宿泊関係のお世話をした。そのM先生も今日の飛行機でついにご帰国。ほっとしたような、さびしいような。 M先生の言葉でおもしろかったこと。先生は大学周辺をだいぶ歩き回ったようだが、小さな、ほ…
今日は、NF会館のシンポジウムである。テーマは「フランス・リベラリズム」。正直いって、このテーマとなれば、自分も一言いいたいことがある、というテーマである。お誘いいただいて、二つ返事でお引き受けした。 長丁場である。朝10時に始まって、1人の…
ある政治学者の方と飲んだ。僕よりかなり年上で、専門もまったく別である。ただ、この方、福井のご出身ということもあって、今度の調査に加わっていただくことになった。 謙虚なお人柄で、まったく偉ぶるところがない。たんたんと、かすかにユーモアをまじえ…
夜中に、Daichiに起こされた。まあ、用事のことはどうでもいい。問題は、用事が終わった後、ふと気づいたら、宙を舞っていたことである。どうも寝ぼけていたようで、気づいたら、ベットから落っこちていた。 いや、人間の体というのは、思うようにならないも…
釜石調査をまとめた本が出たということで、さっそくその本をもって、朝7時半の新幹線で東北の地へ。 盛岡ははじめてである。駅前に出ると、さすがに大きな町だなあ、と感心する。県庁も立派であり、そこでプレスリリースを行う。今日はテレビカメラも入って…
とにもかくにも、1冊の編著について、責了にこぎつけた。いろいろまああったけど、ここには書かない(書いているけど)。ともかく、よかったよかった。 今日はわりと講義もうまくいったし、気分をよくして、600字のコラムを一気に3本書く。うん、これも…