2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

泣く子には勝てない

今朝、Daichiを保育園に連れて行こうとすると、むずがって、なかなか行こうとしない。しばらく、ああだこうだ言って、その気にさせようとするが、どうもうまくいかない。しょうがないので、力ずくで保育園の途中まで引きずっていったが、とうとう大泣きにな…

先が見えてきたか、、、

幸い、今日で入試関連の仕事も一段落。まだ定期試験の採点が若干残っているが、何とかなるだろう。 残る問題は年度末関連で、最大の山は学会会計の決算・予算作成だ。こちらももう後ひと踏ん張り、ふた踏ん張り。がんばるぞ。

吉川幸次郎

吉川幸次郎『宋詩概説』は好きな本だ。詩人の長田弘が紹介しているのを読んで、はじめてこの本のことを知った。岩波文庫の今月の新刊で出ているのをみてびっくり。 「新しい人生の見方とは、多角な巨視による悲哀の止揚である。人生は悲哀のみには満たないと…

昨日の続き

昨日の続き。まあ、新しい発見ではないが、あらためて、江藤淳はアメリカに適応できず、その反発でナショナリストになったのではなく、むしろかなりアメリカに適応し、アメリカ化したからこそナショナリストになったということが、『アメリカと私』を読んで…

『アメリカと私』

アメリカに行ったしわ寄せでどたばたの日々が続いている。が、そんな中、古本屋で手に入れた江藤淳の『アメリカと私』を読んでいる。この本は、知る人ぞ知る、江藤によるアメリカ論であり、プリンストンにおける二年の滞在記である。この本について、僕は、…

アメリカ

無事帰国。今回はなんのトラブルもなかった。よかったよかった。 僕は一応フランスが専門ということになっているけど、元々の付き合いはアメリカの方が深い。今回、やはりアメリカも面白いなと再確認した。いつの日か、再度長期外国にいけることになったら、…

プリンストン

今日はプリンストンに出かける。ペンシルベニア・ステーションに行き、そこでプリンストン・ジャンクションまでのラウンドトリップ・チケットを買う。面白いなあと思うのは発車10分前まで、列車がどのホームから出るのか、わからないこと。10分前になっ…

ニューヨークの巨大な空虚

ニューヨークに移動。空港につきユナイテッドだと思ってカウンターに並ぶと、共同運行便のUSエアウェイズであり、違うターミナルだと言われる。仕方がなく、荷物をひっぱって、ターミナル間を移動。汗まみれになって不審と思われたのか、セキュリティーでは…

旧友再会

朝早く起きると、勇躍、ハーバードのキャンパスと本屋に繰り出す。海外の本屋で買い物をするのは、本当に楽しい。もちろんアマゾンで買える本ばかりだけど、やはり本は手に取ってぱらぱら読んで買うのが一番。そうでないと本に愛着はわかないし、結局読まな…

ケンブリッジ、マサチューセッツ

今、ボストン郊外の大学町ケンブリッジに来ている。思いがけず移動は順調で、ここまでほとんど何の問題もなく、スムースにたどり着いた。まあ、こういうこともあるのだ。というか、これが普通なのだと思うけど。どうも、飛行機が遅れたり欠便になったり、荷…

明日からアメリカ

明日からアメリカ出張。もしネットにつなげたら、あちらから何か書きたいと思っています。アメリカの西海岸はけっこう行っているのだけど、東海岸はかなり久しぶり。楽しみ。

旧世代

この「はてな」の取締役の梅田望夫という人の『ウェブ進化論』(ちくま新書)を読む。単にテクノロジーとしてのウェブではなく、「知の世界の秩序」再編としてのウェブの新時代を、わかりやすく、しかも刺激的に書いている。 が、この本が刺激的なのは、それ…

思い知れ!

Daichiは、3月のひな祭りにさるかに合戦をやるという。で、なんの役かというとクリとのことである。「なんて言うの?」と聞いたら、「おもいしろう〜」。「重い四郎」?かと思ったら、どうも「思い知れ〜」らしい。サルに言うらしいけど、けっこうきついセ…

大雪

昨日、あんなことを書いたからだろうか、ニューヨークでは記録的な大雪とのことである。ついこの前まで暖冬とのことだったが、一転して厳冬らしい。ボストンまでたどり着けるだろうか、、、昨日ボストンとニューヨークを含むガイドブックを買ったが、その後…

シカゴ空港

実は今週、ボストンとニューヨークに出張する。4泊6日の強行軍である。が、問題は行きのボストンまでで、途中シカゴで乗り継ぎということになる。このシカゴがとくに問題なのだ。冬のシカゴはよく空港閉鎖になるという。そうなったら、たいへんだ。しかも…

『中村屋のボース』

今日も一日、家でしこしこ仕事をする。短い文章を一つ、校正を一つ終わらせる。どちらも締め切りは昨日だったけど、まあ、誤差の範囲内ということで。 数日前から、行き帰りの電車のなかで中島岳志『中村屋のボース』(白水社)を読んでいる。恥ずかしながら…

連絡帳

保育園への連絡帳、だいたいの場合A-sanが記入している。どれどれ、今朝はどんなこと書いているのかな、とちょっとのぞいてみる。 「Daichiは「おしりプリプリ〜」と言って、ぺたぺたさわります」 ん〜、こんなこと書かれても、保育園の先生としたって、レス…

自戒

今日、とあるところで会った方から、「ブログ、読んでますよ」と声をかけていただいた。ありがたいことである。 が、その方いわく。「でも、なんとなく、いつも悲しげですね」。そうかな?ちょっと意外な感想をいただいた。 トホホな話が多いというのは、そ…

アメリカにおける知的すみ分け

アメリカからいらした研究者の方をお迎えし、いろいろ話をうかがう。ふだん接触があるのは政治学関係の人が多いが、今日のお客さんは人類学方面である。アメリカの政治学(政治科学)関係においては、マルクス主義にまったく関心がない、というかまったく知…

試験の終わったA-sanの慰労も兼ねて、箱根に一泊で出かける。似たような子供づれ家族をたくさん見て、いったい親って何なのだろうかと考える。まあ、むずかしいことはともかく、とりあえずは、なかなか言うことを聞かない子供にご飯を食べさせて、風呂にいれ…

脳のキャパシティー

今日は休日出勤で大学へ。たまりにたまった事務仕事を片付ける。多少はこころの負担が減った気がする。 しかし、やはり僕が事務的にあまりユーノーでないことは、去年自分が書いた某学会の決算書を見て、「なんでここの数字はこーなんだろー」とまったく思い…

竹内好

今日も試験監督。僕以外に2人の補助がついたが、そのうちの一人は僕より年配の方で、どうやら理系の人らしい。監督中に、紙に一生懸命図や数式を書いている。監督としては、あまり頼りになりそうにない。しょうがないので、自分でせっせと見て回る。ははあ…

『日中一〇〇年史』

帰り道に丸川哲史『日中一〇〇年史』(光文社新書)を買い、電車のなかで読んで帰る。 日本の近代史を中国と対比して論じるスケールの大きな本。すっかり感心してしまった。安易な反中論が横行する中、日本の近代史を理解するには、欧米社会との関係だけでな…

花粉症の季節?

ここ一週間ほど、ぐったりすることが多く、「年かなあ〜、体力落ちたな〜」と思っていたのだが、あるいはそろそろ花粉の季節がはじまったのかもしれない。 僕は昔から、それほど重症になったことはないが、アレルギー体質である。年中鼻炎になっているが、ど…