オープン・スクール

 昨日は、Daichiの小学校のオープン・スクール。まあ、親は好きなように、学校内を見学できるという趣旨である。そのために、土曜日なのに、一時間目から四時間目まで、通常通りの授業が行われる。いや、小学校の先生はたいへんである。


 おもしろかったのは、学活の時間。「M小タイム」ということで、全学年いっしょに活動を行う。一年生から六年生まで、学年横断で7〜8人のチームを作る。このチームで、学校探検など、いろいろな活動を行うらしい。


 リーダーになるのは六年生。一応マニュアルがあり、それを見ながら必死に、チームを運営しているのが、ほほえましい。Daichiはチームで一番のちびのくせに、いろいろ口を出す。こういう不規則発言にめげず、六年生の女の子が一生懸命、メンバーに自己紹介させるなど、チームをまとめていく。


 合間の時間に小学校のなかを見て回る。水飲み場の蛇口には、網に入った石けんがついている。給食室があって、職員室があって、図書室があって、いや、なんともなつかしい。小学校の風景は、僕らの頃から、基本的には変わっていないようだ。


 4年生のクラスの書棚には、『大どろぼうホッツェンプロッツ』や、『りゅうのめのなみだ』があった。ぱらぱら見て、ああ、なつかしいと思った。

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))