福井調査

 福井調査の研究会。議論のポイントは、人口80万人をこえる「県」という対象に対して、どうアプローチするか。


 福井を、日本全体のなかで、どのような地域として位置づけるか。その位置づけによって、調査の力点が変わってくる。


 福井のローカル・アイデンティティを議論することもなかなか難しい。旧越前と若狭の違いに加え、旧越前ひとつをとってみても、一体とは言いがたい。


 あれもこれもは調査はできない。どのように調査のポイントをしぼるか。いかなる地域にフォーカスするか。


 まだまだ模索は始まったばかり。迷いながら調査していく、そのプロセスを楽しみたい。