2008-01-01から1年間の記事一覧

英語な一日

今日は職場の英文雑誌の編集委員会。この一年の掲載論文のうちのベストを選ぶということで、すべての論文を読み直す。といっても、僕は昨年、編集委員をやっていなかったので、今年の前半の分は読んでいない。ひーひーいって、十数本の論文に何とか目を通し…

現象学

数日前に、「依頼原稿で、、、」うんぬんと書いたのは、実はメルロ=ポンティについての論文である。もちろん、メルロ=ポンティについて、まともに読んだことも書いたこともない僕が、彼の哲学についての論文を書けるはずがない。むしろ、彼の弟子筋にあた…

3人も

Satoのお宮参りにでかける。近所では割に大きな神社に行くと、すごい人にぎわい。七五三にお宮参り、とうさんかあさん、じいちゃんばあちゃんで、大騒ぎである。神主さんが祝詞をあげているあいだも、あっちでえんえん、こっちでわんわん。ちなみに、まだあ…

白川静

松岡正剛『白川静』(平凡社新書)を読む。この人もいささか書きすぎで、「う〜ん」という本も多いのだが、この本は久しぶりにヒットである。 独自の情報編集論で一世を風靡した松岡が、何で漢字研究の泰斗白川の本を書くのか、と思う人もいるだろうが、松岡…

お願い

とあるところから頼まれた依頼原稿。お題まで決まっている。「僕に書けるかな?」というようなテーマだったが、それでもいろいろ勉強して書いているうちに、面白くなってきた。 いや、ほんとうに、こういうテーマで頼まれなかったら、書かなかったろうなとい…

安藤忠雄

はっきり言って、「また出したのか」という印象が強いが、安藤忠雄の自伝が刊行された。『建築家 安藤忠雄』(新潮社)である。 安藤の本はほとんど買っていると思うが、また買ってしまった。正直なところ、大半の話は、他のどこかで読んだものばかりである…

照れるぜ

あいかわらず、Satoは何を見て、何を考えているのかわからない。メリーの動きに、多少は反応を見せるようになったが、はたして本当に目でおっかけているのだろうか。 でも、だっこをすると、じいっとこちらを見つめてくる。「誰だろ、この人」って、顔をして…

調査の秘訣

昨晩は、懇親会の後、「飲んべ横丁」へ繰り出す。いつもの店には、プロジェクトのメンバーと、市の職員さんとが半々。座席はいっぱいで、立ち飲みのスペースすら足りず、多くは店の外でコップ酒。不思議な風景である。途中、ぱらぱらと雨まで降ってきたが、…

ホーム

釜石に来ている。職場のプロジェクトのホームといえば、釜石である。定宿のF来館に泊まり、今日は市民会館である。 満員のお客さんに来ていただく。眺め渡すと、親しい顔があちこちに。懇親会の場所でも、懐かしい方々とのあいさつが続く。 ここがホームであ…

まだまだがんばる

今月はわりと締め切りを守れているなあ、と思っていたのも束の間、まだまだ大物が残っていた。 この雑誌に書くのははじめてである。「ああ、僕もこれに書くのか」と思うと、感慨があるが、20年前だったら、、、と思わなくもない。まあ、せっかくのご縁なの…

日本語

福井を出る直前、ちょっとばかりの時間に本屋に行った。ご当地の中野重治について、何か面白い本がないか探したがいまいちだったので、代わりといっては何だが、福井とは何の関係もない水村美苗の『日本語が滅びるとき』(筑摩書房)を買った。 後で知ったの…

はやく寝ろ

前にも書いたように、抱っこしたり、お腹のうえにのっけてSatoを寝かしつけるのは得意である。問題は、永遠にお腹のうえにのっけておくわけにはいかない、ということだ。 しかたないので、しばらくしてから、そおっと、ベットに移す。そのまま寝てくれること…

福井散策

今日は県立大学へ。フランス研究仲間のUさんと会う。実をいうと、Uさんとこれだけまとまった話をするのははじめてである。他の町では何度も会っているのだが、なかなかじっくり話をする機会がなかった。これも福井の縁というべきだろうか。 空き時間に、福井…

福井で考える

福井でのシンポジウム。羽田空港から飛び立ち、小松空港に到着。福井市に向かう。 車窓から見えるのは独特な風景。越前の農業を支えた沃野である。途中、日本最古の天守閣という丸岡城が見える。 会場に行き着いて、看板を見ると、「福井の希望を考えるフォ…

明日から福井

つかの間の休日。明日からは福井である。 が、天気が悪く、ともかく寒い。しかたなく、家族4人、一日家で過ごした。Satoの抱き方については、我ながらなかなか堂に入ってきた気がする。どういう訳か、僕が抱くと、ぴたりと泣きやむのである。「マジック・ハ…

京都へ

ふたたび、日本周遊の日々がはじまった。今日は日帰りで京都へ。 京都駅で、ねずみ王様のご家族と待ち合わせ。SOP王子は、ふっくらして、りりしくなった。でもまだ、ちょっとこちょこちょすると、けらけら笑ってかわいいのだ。 その後、相国寺に出かける。今…

筑紫哲也

筑紫哲也さんが亡くなった。僕にとっての彼のイメージは、ほとんどがニュース23のものだ。朝日新聞記者時代、朝日ジャーナル編集長時代というのは、ほとんど記憶がない。 言い換えれば、彼のイメージは、彼が書いたものではなく、テレビでしゃべったものか…

青春!

Daichiが来年からいく小学校から入学前の健康診断の案内が来た。今日がその日ということで、保育園の仲間のうち、学区が同じ子どもと一緒にでかける。連れて行ったA-sanによれば、保護者は控え室に行かされ、子どもたちは別行動だったという。 夕食のとき、…

読書会

気がつくと、今月も締め切りラッシュが、、、 それはともかく、今日は読書会。参加しても単位はつかないし、資格がもらえるわけでもない。科研費も関係ない。純粋に知的関心だけで集まったメンバーである。しかも、今日は新しいメンバーも加わった。張り切ら…

シリーズ

職場の共同研究が最後のスパートの時期となり、今日の運営会議で、最終的刊行物のおおよその構成が決まった。巻ごとの構成、タイトルなどもほぼ確定し、ようやく最終的なイメージが固まる。 メンバーからは、「よくまあ、ここまで来た」との声も。海のものと…

連休終了

この連休の成果はたまった仕事を一掃し、今後の下調べも終わった、と書きたいところなのだが、、、 実際のところ、Satoを抱っこするのがたいへん上手になり、抱っこしたまま、ぐっすりと寝かしつけることができるようになった、というのが、最大・唯一の成果…

Daichiの反応

4人で暮らすために、家中を大改造。居間は基本的にSatoのための部屋に。寝室などを大きく配置換えする。とりあえず、当分、Daichiと僕が一緒の部屋で寝ることになった。 Daichiに、「パパと一緒に寝るんでいいだろ?」と聞くと、「別にどっちでもいいよ」。…

4人家族

ようやく家族4人で暮らすようになった。これまでA-sanの実家にお世話になり、僕とDaichiが自宅と往復するという毎日だったが、ようやく全員自宅に戻った。 4人となると急に家がせまく感じられるようになる。にぎやかな方が家らしくていいけど。 Daichiは自…

龍と春樹

清水良典『MURAKAMI』(幻冬社新書)は意外に面白い本だった。村上春樹と村上龍を並べて論じるというのは、W村上といった時代ではあるまし、一見ぱっとしない気がする。しかしながら、この本は、「あえて」それをすることで、意外に面白い同時代史になってい…

地域活動

来年からDaichiは小学校に行く。歩いて2分のところに小学校があるので、とりあえずは楽ができそうである(親も子も)。 小学校となると、PTAをはじめ、地域の活動にもそれなりに加わっていかなければならないなあ、と思い、ちらちら眺めている(DaichiとSat…

社会科学の論文

恒例の英文雑誌の編集委員会。社会科学としての日本研究一般の雑誌なので、投稿されてくる論文は実に多様なトピックを扱っている。読んでいるだけで、なかなか面白いが、編集委員会の仕事は面白いだけではつとまらない。どの論文を、どのような条件で採用す…

一ヶ月検診

Satoの一ヶ月検診。担当の先生から「順調でしょう」とのお言葉をいただく。ありがたい。 今でこそ、元気に泣いているSatoだが、生まれた直後はたいへんだった。呼吸のトラブルから大学病院に搬送され、集中治療室で過ごすことになった。深刻な病気ではないと…

ナンプレ

今日は学会に行きたかったのだが、泣く泣く断念。今年はしゃーないね。 さて、今日はDaichiと何をして過ごそうか、と思ったが、あいにく天気はいまいち。ということで、家で相撲や取っ組み合いをしていたのだが、これは父親の方が途中で息切れ。仕方なく本屋…

お父さん4人組

Daichiをスイミングスクールに連れて行く。エネルギーにあふれるDaichiはそれではあきたらず、さらに自転車の練習をするという。だいぶこぐのがうまくなったので、けっこう速く走る。お〜い、まってくれえ。近くの公園のログハウスまで行き、今度はそのなか…

手帳

手帳がどうも見つからない。家で探してないときは、きっと研究室に忘れたのだろうと思い、研究室で探してないときは、きっと家に忘れたのだろうと思っていたが、結局、どちらにもなかった。困った、困った。 今後、僕がアポをすっぽかしたり、研究会に来なか…