お父さん4人組

 Daichiをスイミングスクールに連れて行く。エネルギーにあふれるDaichiはそれではあきたらず、さらに自転車の練習をするという。だいぶこぐのがうまくなったので、けっこう速く走る。お〜い、まってくれえ。近くの公園のログハウスまで行き、今度はそのなかをどたばたどただばた。この全行程につきあった父親の方はぜいぜいぜい、、、


 スイミングスクールには、保育園が同じの仲良し3人もかよっている。入った時期も、その後のペースも違うので、4人はそれぞれのクラスに分かれているが、終わる時間は一緒である。で、今日も更衣室で、出てくるのを待っていると、、、


 なんと、今日は待っているのが全員お父さん。だいたい4人のうち、3人がお父さんということはよくあるのだが、4人ともお父さんというのは、はじめてである。せっかくだからお父さん同士、交流にいそしめばいいのだが、何だか互いに無口になってしまう。どうも、1人くらいお母さんが混じっている方が、話ははずむようだ。


 それでも、この4人、保育園の入園から一緒である。最初の頃、この4人は全員電車が好きということで、保育園の先生からは「電車組」と呼ばれていたが、いつしか、4人の関心も人間関係も微妙にずれてきた。それでも、やはり昔からの顔なじみ。仲がいいなあと思う。


 残念ながら、来春、進学する小学校はばらばらである。保育園が学区をまたぐ交差点のようなところにあるせいで、園児たちの進学先は、3つか4つの小学校に分かれてしまう。なんだか残念な気がするが、どこかでまた会う機会もあるのだろうか。