長い一日

 学会二日目。ちなみに休日も二日目。昨日の運動会で奮闘したA-sanはちょっとぐったりモード。悪いなーと思いつつ、家を出る。


 どうしても出ないと行けないセッションが続く。昼休みも知人と話していて、自分のペーパーを読む練習ができない。直前のセッションの最後30分を抜け出し、ロビーでペーパーを読む練習。読んでみるとちょうど20分、いいぞ。


 しかし出番が近づくにつれ、緊張が高まる。考えてみると、これが学会初報告である。僕もいろんなところで話し、さすがに悪擦れしている気がするが、実はそうなのである。不思議なことに世界政治学会とか、日韓の交流企画とか、アメリカセミナーとか、はたまた日仏哲学会などで報告をしたことはあるのだが、肝心のホームグラウンド、政治学会・政治思想学会では報告をしたことがない(記憶が間違ってなければ)。それがいきなり共通論題なのだから、ちょっとツライ。しかも、自分のプロパーのテーマじゃないしなあ、、、


 あっという間に自分の番になる。ペーパーを読んでいると、練習の時より時間が早く進む。まずい、、、最後は大いにはしょってしまった。ちょっとあせった。


 休憩後、フロアからの質問のメモが殺到する。とくに締め切り寸前の4人の方からの質問は、すべて僕宛である。ありがたいが、ちょっとしんどい。討論者からの質問+7人の方からの質問。時間は7分。何だか同じような経験をつい最近したような、、、


 終了後、いそいで会場を去る。実はDaichiと約束してあり、中日ー横浜戦(今年のレギュラーシーズン最終戦)を見に、横浜スタジアムに向かう。現地で合流。しかしまあ、今日のセッションに参加された方で、報告者が終了1時間後には横浜スタジアムにいることを、よもや予想された方はおられまい。ふっふ、そうなのだ。


 試合終了まで球場にいる。結果は少々残念だったが、最後まで盛り上がり、それなりに楽しめたのだ(ごひいきの平田クンが猛打賞。ドラゴンズの将来の4番は決まったな)。


 いや、長い一日だった。