ヘーゲル的断章

 今日も一日、ヘーゲルヘーゲル。いや、ほんとうに歴史は理性の自己実現であるような気がしてきた。矛盾も悪も、きっと歴史の最終目的である自由の実現のためなんだ、と思いたい。きっと、僕が日々無用にばたばたしているのも、自らの規定性を認識して、自由な自己意識の担い手としての自覚を高めるためなんだ、、、


 自由な自己意識の担い手としての自覚を高めた僕は、夕方から麻布十番へ。いくつかの打ち合わせをする。ふらふら歩くと、ほんと、このあたり面白そうな店が多いな。


 自由な自己意識の担い手としての自覚によってお酒を飲んでしまった僕は、今、自らの規定性に基づき、あまり明確ではない自己了解の下、明日の準備に四苦八苦している。いや、やはり飲む前に仕事は終えるべきであるというのは、理性の実現のためにも不可欠な真理であるということを思い知るのであった、、、(哲学的独白)