憲法9条

 憲法9条問題について、三冊の本をぱらぱら読んだ。
 

9条どうでしょう

9条どうでしょう

 
憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

 
そして、憲法九条は。

そして、憲法九条は。


 三冊とも、おおざっぱに言えば、憲法9条を評価し、昨今の改憲への流れに対し、抵抗しようと試みている。しかも、それを、古いタイプの護憲派とは異質な論理と文体でやろうとしている。どの本も、その主張にどこまで同意するかはともかく、それなりに楽しんで読めた。ちなみに、数日前のシンポジウムで、立花隆はこの姜尚中の本をしきりに参加者にすすめていた。中沢新一爆笑問題太田光の対談というのも、やや意外な取り合わせ。やはりなんといっても太田のきまじめさが目立つ。こういう人だったんだ。