夏休み親子イベント

 今週もDaichiと懲りずに電車とバスの博物館へ。今日は夏休み特別企画ということで、「大学生さんと遊ぶNゲージ」というイベントをやっていた。M工業大学の鉄道研究会のメンバーがNゲージの操縦を子供たちに体験させてくれるという趣旨である。大学の鉄研メンバーとはどんな人たちであろうか、というこちらの予想をまったく裏切らないような人たちであったが、子供相手になかなかがんばってくれていた。ありがたいのだ。しかしまあ、みんなこういうの好きだね、子供も、鉄研メンバーも、それから父親たちも、同じような顔して夢中でNゲージを操縦していた。


 その後「親子で工作」という会場では、紙の鉄道模型を作る催しをやっていた。しかしまあ、これはいくらなんでも子供には難しい。周りを見ても、実はみんなお父さんたちがまなじりを決して製作にはげんでいた。ぼくもこういうの、苦手である。子供の頃から工作はきらいだったし、プラモデルでも最後までできたためしがない。「難しいなあ」と必死にはさみで切っていると、前の子供が(やはりお父さんばかりが夢中になって)退屈して、さかんにこっちに声をかけてくる(お父さんはまったく気づいていない)。しばらくは仲良くやっていたのだが、次第に「へ〜んだ、まだ、そこやってるの〜。こっちはもう終わりだよ〜」とか言ってくる、子供ながらむかつくのだ。いよいよ必死になって紙細工にはげむ。が、こちらも気づくと退屈したDaichiが、残りの用紙をみんなはさみでちょっきんちょっきんしてしまっており、あわれ、僕の製作した700系は列車の上の部分(パンタグラフとか)なしに終わってしまった。


 その後飛行機の操縦、電車のシミュレーター、ネットでのクイズと、フルコース遊んで、お昼をたべて家に帰った。これで100円だから、なかなかのイベントであった。