一丁あがり、ということにしておこう
とりあえず、締め切りの過ぎていた仕事を一つかたづける。正直なところ、これまでいろいろなところに書いたことを、きわめて粗雑につなぎ合わせたというのが実情。まあ、しかたない。
柄谷もそうだけど、本質的な思想家は、同じことを何度も何度も繰り返し書く。その人にとって、それが重要なテーマであるから、当然、何度でも考え直せる。ほとんど同じようなことを書いているが、しかしながら、微妙に変化があり、その変化が思想のダイナミズムを生む。
が、思想家ではなく、ただの凡人である僕は、前に書いたのと同じようなことを書くと、それはただ単に、繰り返しになる。それも記憶が薄れ、粗雑になる。あ〜あ。