2006-05-24から1日間の記事一覧

小森陽一

小森陽一の『村上春樹論』(平凡社新書)を立ち読み。しかし、すごい本だなあ。小森によれば、村上の『海辺のカフカ』は、女性嫌悪に貫かれた本であり、個人の暴力を国家の暴力と短絡するばかりか、さらには日本の戦争の記憶を忘却させることを目指した小説…