都内電車めぐり

 今日はA-sanが勉強の日。ということで、朝からDaichiと出かける。電車を乗り継ぎ、都電荒川線へ。ビデオでは何度も見ているが、実際にのるのははじめてということで興奮気味の息子。なぜか朝からアレルギー性鼻炎気味でローテンションの父。二人で、超満員の路面電車に乗り込む。しかし、すごい混み方。次から次へと人が乗り込み、運転手が必死になって「降りない人も、後ろまで進んでください」と叫び続ける。


 はじめは興奮していたDaichiだが、次第にお昼が近づいてきたせいか、それとも人いきれに圧倒されたか、ぐったりしてくる。ということで王子駅で下車し、立ち食いそば屋に入る。きつねうどんとおにぎりをとり、父子でもそもそ食べる。次第に食欲の出てきたDaichiにほとんどうどんを食べられ、油揚げくらいと思って食べたら、「きつね、食べたかった〜」と泣かれる。あわれと思ったか、店のおばちゃんが「田舎のだよ〜」とオレンジをくれる。


 その後飛鳥山にのぼる。桜の名所で有名だが、はじめて来た。崖下には東北・上越新幹線が走るなかなかのロケーション。蒸気機関車や都電の車両が置いてあり、けっこう子供にとって楽しめる場所。遊具もいっぱい、滑り台もうちの近所のものと比べ高い。


 子供たちの数が多い。年齢も違う見知らぬ子供同士なのに、けっこう仲良く遊ぶのに感心。Daichiもお姉ちゃんに「ここよ」とか指示されて、回転遊具にひっつきまんざらでもない顔をしている。


 すっかり遊び疲れたところで再度荒川線へ。大塚駅で山手線にのりかえると、さすがにすいている。いすにすわったところでDaichiがぐっすり寝ついてしまう。起こすのもかわいそうなので、結局山手線を一周する。目が覚めたところで降りて帰途へ。最後は本屋につきあわせる。いいじゃないか、最後くらいこちらの趣味に合わせてくれたって。


 ちなみに、『そらまめくんのベッド』が気に入った様子。

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)