恋のアヴァンチュール

 ODGさんのブログで、米原謙『日本政治思想』(ミネルヴァ書房)という本を知り、早速読んでみることにする。日本政治思想史もなかなか、これぞという教科書の選択が難しいのだ。


 大正・昭和期の叙述が多いのは、一つの特徴だろう。その点はなかなかいいと思った。


 が、読み始めていきなりひっかかったのは、「光源氏を主人公とする恋のアヴァンチュール」という表現。いくらなんでも、「恋のアヴァンチュール」とは、、、、まじめな人柄がそのまま出ている叙述のなかで、この表現はいかんせん目に付く。


 う〜む、「恋のアヴァンチュール」かあ。世代だな、、、。