研究会

 土曜の午後の研究会。子持ちになって以来、土曜日の研究会はやや敬遠気味であるが、自分の指導した院生の報告である以上、聞きに行かざるをえない。


 報告自体はなかなかまとまっている。ただ、質疑応答はやはり、若いというか正直というか、あっちゃこっちゃからやってくる質問に答えるので精一杯という感じ。うまく自分のアピールポイントを主張できずにいる。ついつい、「いやこの論文は、こういういいところがあって、、、」と一席、擁護の弁をぶってしまう。が、こういうことはやはり、本人が言ってなんぼの話。なんだか余計なことをした気がする。


 まあ、しかし、緊張感のある研究会の雰囲気自体は悪くない。昔、自分もここで、たいへん緊張して報告をした。修士一年の院生さんが、「たいへんな研究会ですね〜。自分もいつか、ここでやると思うと、、、」と真剣な顔をして言っていた。がんばれがんばれ。