車中育児相談会

 昨日の兵庫行きの同行者は全員子持ちであった(今どき、なかなか珍しい)。ということで、行きの列車は、即席の育児相談会になった。


 ある友人は女のお子さんが生まれたばかり。父親として張り切るとともに、情報収集に余念がない。目下の懸念は、ここ数日の気温の低下。寝ている間にふとんから出てしまう我が子のことが心配でならないようだ。4歳児の父親として、僕が「だいじょーぶだよ、うちのDaichiなんか、いつも腹をだして寝てるよ」と言ったら、「こんなの、話にならん」という顔をされてしまった。


 のどもと過ぎればなんとやらで、僕も前のことをすっかり忘れ、のんきになってしまったのかもしれない。父親になり立てでやる気にみちた友人の顔を見てそう思った。