わしらは、怪しい調査団

 職場の地域調査であるが、今日、事前の最終打ち合わせと最終研究会が行われた。総勢30人を越す大所帯、しかも途中での出入りがあるので、宿の人数確認だけでもたいへんである。この大人数が複数の班に分かれ、釜石の町をあっちゃこっちゃ徘徊することになる。


 で、まあ、直前に全員が集まる最後の機会だから何かセレモニー的なものでもやろうではないか、ということになった。こういうことになるとはしゃぐリーダーのGさんは、「いい〜ね、いい〜ね、そ〜ゆ〜の。え〜っと、何ていうんだっけ、そういうの、、、ダンケツ、ダンケツ、、、」と、意味不明なことを言う。誰かが「それを言うなら結団式でしょ」と答える。すると「そ〜そ〜、ケツダン、ケツダン、、、って、どんな字書くの?」。「団を結成するんでしょ」。「いい〜ね、いい〜ね、ケツダンしよ、ケツダンしよ」。なんだか、ますます意味がわからない。


 ささやかにビールで乾杯。ほとんど「わしらは、怪しい調査団」である。でも、これでちょっとはダンケツも高まったであろうか。