政治哲学研究会

 昨日は政治哲学の研究会。若手の研究者中心のものだが、あまり若くない自分としては、いつも出席して勉強になるなあ、と思うことしきり。


 テーマは熟議民主主義とその社会経済的条件をめぐるものが一つ、もう一つはポスト世俗化時代における宗教的アイデンティティ問題であった。いずれも力のこもった報告であり、問題意識の明確さが印象的であった。おそらく、この二つのテーマは、今後の政治哲学研究の大きな中核になるだろうと思う。


 とはいえ、感心してばかりもいられない。自分も勉強しないと。