病人とネグリ

 病み上がりではあるが、田舎から両親が上京してきたので、Daichiをつれてご機嫌うかがいにでかける。


 行ってみると、何やら議論している。先日、来日を延期(断念?)したネグリについてである。いや、たいへんアカデミックな家庭であるなあ、と関心する。


 両親はともに研究者である。新しもの好きでもある。でもまあ、80歳が近いのにエライものだ。


 が、まあ、なんて言うのか、内容は床屋談義である。聞いちゃいられん、そもそも二人ともネグリなんて、ちゃんと読んでないでしょう、、、


 とつっこみを入れるが、こちらの話を素直に聞くような親ではないので逆襲をくらう。いや、そうだった、僕は病み上がりだったのだ、、、


 病人は静養につとめよう。