寒い一日

 今朝起きると、A-sanがいない。家出されたかと、一瞬Daichiと顔を見合わる。が、思い出してみれば、今日は朝から勉強に出かけているんだった。机の上に置き手紙もある。やはり家出ではないようだ。


 ということで、Daichiと二人で一日過ごす。寒そう。びびって、一瞬やめようかと思ったが、「散歩に行こう」というDaichiにひっぱられて外出。公園に行き、コンビニに行き、ビデオレンタルの店に行き、本屋に寄って帰った。う〜ん、こうして書いてみると、実にお寒い行動ルートだな。でも、そういうもんだ、しかたがない。


 昼食後、借りてきた「千と千尋の神隠し」を見ようとしたら、Daichiに「こわ〜い」と言われ却下される。で、いつも通り、トトロを見る。なんだよ。


 Daichiの昼寝中、高原基泰『不安型ナショナリズムの時代』を読む。
不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由 (新書y)


 若い著者自身言うようにあらけずりだし、図式的に過ぎるところも目立つ。が、総じてスケールが大きく、面白く読んだ。