フランス、対立は続く

 フランスのアンチCPEの運動は最高潮を迎えつつあるようだ。ド・ヴィルパン首相がここまで追いつめられるとは、、、しかし、この状況はいったい何を意味しているのだろうか。この前のサルコジ対郊外の暴動と、ド・ヴィルパン対学生の運動、二つの対立軸がどう交錯して、どうずれているのか。


 それにしても、ド・ヴィルパンの言い間違いって、おもしろいね。「決定(デシジオン)」と「辞職(デミッシオン)」って、ふつう間違えるものかな。言い間違いというのは、けっこうその人の深層心理を反映しているという。そうとう追いつめられている彼の心理状態を示しているのだろうか。