文庫

 おお、今月は文庫新刊のラインナップが充実しているぞ。Kさんが紹介しているように、ちくま学術文庫からは、モースの『贈与論』とパノフスキー『<象徴形式>としての遠近法』が出ている。

贈与論 (ちくま学芸文庫)

贈与論 (ちくま学芸文庫)

“象徴(シンボル)形式”としての遠近法 (ちくま学芸文庫)

“象徴(シンボル)形式”としての遠近法 (ちくま学芸文庫)


 加藤周一の『高原好日』もある。ちくま文庫、やるな。加藤周一といえば、『私にとっての20世紀』もはや岩波の現代文庫に入る。みんな、この際、というところか。


 講談社文庫は大江健三郎の『さようなら、私の本よ!』か。文庫になるなら読むか。しかし、すごいタイトルだな。


 しばらく楽しめそうだ。