連休明けの事件

 どうもこのところ病院とご縁がある。先日は、Satoが階段でずっこけて頭を打ち、流血騒ぎで病院に行った。脳に影響があるかも、ということで脳外科に送られたため、以後、何回か脳外科病院に通うことになった。幸い、脳には影響なし、という診断になったのだが、最初に行ったところということで抜糸に至るまで、この病院にお世話になった。


 まあ、当たり前であるが、脳外科病院というのは、大半の患者さんが高齢者である。横たわって意識のないご老人の患者さんの横で治療を受けるというのも、ある意味、経験であった。


 で、次はDaichiである。一昨日、Satoをお迎えに行ったときに、携帯に連絡が入り、学童保育でDaichiが木から落ち、骨折したとのこと。この連休、「ピッチャーになりたい」ということで練習につきあった身としては、「何をやってるんだ」と腹がたつ。それでも、病院に行くまで時間が長く感じる。到着すると、検査中ということで、治療室の外で待たされる。中からはDaichiの「いたーい」という悲鳴が。いたたまれない。


 しばらくして、憔悴した顔をしてDaichiが出て来た。手をつっている。腕の二つの骨、尺骨ととう骨の骨折ということで、全治一か月という先生の説明であった。成長の早いこどもだし、後遺症の心配もなく、すぐになおるだろうという。まあ、よかった。Daichiには「よく、がんばったぞ」と声をかけるしかなかった。いや、ほんとに。


 その後、たちあって下さった学童の先生と一緒に小学校へ。学童の先生はもちろん、担任の先生や保健室の先生も待っていてくださった。落っこちた木にも連れて行ってもらう。ははあ、こりゃ遊びたくなるね。ここでぶら下がって、反動をつけて飛び降りた際に、着地失敗したようだ。「こりゃあ、悪ガキには絶好の木ですね」と言うと、先生は「やっぱり切らないといけないですかね、、、」。う〜ん、悪ガキが喜びそうな木を全部切っていたら、切りはないからなあ。


 幸い、利き手ではない左腕の骨折であった。とはいえ、その晩は、腫れ上がって、ほんとうに痛そうだった。一晩、大変だったが、翌日はけっこう平気な顔をして学校に。いや、こどもは強いや。