凧揚げ

 DaichiとSatoをつれて、凧揚げに行く。凧揚げといっても、ずいぶん久しぶりである。小学校以来かもしれない。子供がいなかったら、たぶん一生もう二度としなかったと思う。


 きっかけは年末、ちかくのスーパーでゲイラカイトを見つけたこと。「いやあ、なつかしいな」と思わず買ってしまった。というわけで、ようやく今日、公園に出かけてやってみることにした。


 ゲイラカイトはあげるのは簡単。とはいえ、なかなか安定しないので、それまで走り続けないといけない。Daichiと必死に走り回る。Satoはあんぐりと口を開けて見ている。


 ようやくうまく行ったと思うと近くの木にひっかかる。ひっぱったり、向きを変えたりすると落ちてくるが、うまくいかない場合、ちからづくでひっぱって糸を切ると、凧が落ちてくる。


 なんてやっている内に、凧が本格的に木にからまってしまう。ひっぱって糸を切っても、凧は落ちてこない。「あ〜あ」と言いながら、凧の下でぼうぜんと落ちてくるのを待つ。


 それにしても凧揚げというのは、老若を問わず人気があるなあ。あげていると、たちまちまわりに人が集まってくる。おじさんもやってくる。


 今度はもっと上手にあげてみたい。