希望についてさらに考える
今日は久しぶりに研究室に。やらなければならない仕事が多いはずだが、ついつい先日いただいたばかりのさんの『希望という方法』(以文社)を手に取る。
- 作者: 宮崎広和
- 出版社/メーカー: 以文社
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 単行本
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それにしてもこの本は、ブロッホ、ベンヤミン、ローティを中心とする哲学篇、フィジーでの民族誌、そして人類学をめぐる方法論から成る、かなり重層的なものだが、それらの間に見事な対応性がある。
勢いにのって、やはり僕らの共同研究でご一緒した、オーストラリアのガッサン・ハージさんの『希望の分配メカニズム』(御茶の水書房)を読み直す。
- 作者: ガッサンハージ,Ghassan Hage,塩原良和
- 出版社/メーカー: 御茶の水書房
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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う〜ん、希望の問題って深いな。自分自身、政治思想の文脈でさらに希望という主題を追っかけてみたいと誘惑にかられた。