若手研究会

 とある研究会。参加者はすべて僕より年下。といっても、みなさん大学院生以上であり、独立した研究者である。いつも話を聞いていて、う〜むなるほど、と勉強になることが多い。


 今日の報告は平等と責任に関するものと、現代政治理論の方法論をめぐるもの。どちらもかなり抽象度の高い話だが、報告者の人柄や問題意識のうかがえる、いい報告だった。


 こういう場所で、「年上おじさん」スタンスはとりたくない。とはいえ、やはり自分の感覚を説明するためにも、ある種の文脈説明はしなくてはならない。まあ、この辺の話が長くなると、名実ともに「おじさん」化し、まわりから敬遠されるようになるのだが、僕は、さて、、、、


 おじさんはおじさんなりに、いい味を出したい。あくまで同じ土俵で議論したい。そのためにもまず、きちんと勉強しなければならない。