読書の日

 なんだかんだとイベントが相次ぎ、夏休みという実感がなかったが、ようやく一段落。ここらでたまっている仕事を片付けないといけない。


 ところが、信号待ちをしていたときにたたまた入った古本屋で見つけた本を読み出してしまう。Jean-Pierre Dupuyという人の本。結局、買ってしまう。

秩序と無秩序―新しいパラダイムの探求 (叢書・ウニベルシタス)

秩序と無秩序―新しいパラダイムの探求 (叢書・ウニベルシタス)


 なんかどこかで聞いたことのある人だと思っていたところ、Amazon.frから研究室に届いた本がやはりこの人の本。そういえば注文してなかなか来ないので忘れていた本だ。幸い二つの本は別の本だったが、せっかく同じ著者の本を二冊も手にしたのだから、と読みふけってしまう。フランスに時々いるタイプだが、哲学、自然科学、社会科学を自由に越境して議論を進める人である。


 ということで、累積債務の返済はまた明日。まあ、久しぶりに、差し迫った何かのためでない読書をできたのだから、よしとしよう。