つれづれにいろいろ読んだ

 今日も今日とて、Daichiを連れて、放浪の旅へ。新横浜の駅に行き、こだまに乗って東京駅往復。これって、ちょっとした遊びだけど、いささかお金がかかるな。


 その後、久々に上京してきた自分の両親のところに足を伸ばす。久々に会ったということで、喜んで相手してくれる。その間に今月の『思想』を読む。H先生の竹内好論を読み、「う〜ん」とうなる。竹内の『魯迅』は、こういう風に読めるのだな。


 夕刻、家に帰り、3人で夕食。Daichiが寝た後、河出の文芸別冊の「大瀧詠一特集」を読む、彼の「分母分子論」を読み、「う〜ん」とうなる。これって、ほとんど、日本における「西洋近代」受容の本質だな。


 「西洋近代」の輸入によって、自らの自意識を持った「日本」。しかし、やがて、その起源は忘却され、作られた自意識を自らの伝統と思いこんだ「日本」。そこに深く切り込む「アジア」的なるもの。しかし、それもやがて忘却されていく、、、