「格差は健康に悪い」

 本日、ここ10日ほどかかりっきりだった某仕事を提出する。ちょっと、ほっとした。


 でもって、今日は研究会。『健康格差と正義』というたいへん面白い本があるのだが、その本の翻訳者である児玉聡さんをお招きしてのものである。

健康格差と正義―公衆衛生に挑むロールズ哲学

健康格差と正義―公衆衛生に挑むロールズ哲学


 本の主張は、「格差は健康に悪い」である。格差があると、貧しい人の健康状態が悪化するというだけでない。格差の大きい社会においては、国民全体としてみても、健康度が悪化するというのである。


 社会疫学の本なのだが、ロールズをはじめ政治哲学の議論が縦横に駆使され、興味が尽きない。


 ということで、ああ、今日も一日なかなか充実していたと思って家に帰ると、、、何ですか、あれ。まったく、、、