ワシントン再訪

Shigeki2010-12-28

 冬休みで人のいなくなったイサカを脱出することにした。といっても、どこか暖かいところ、、、と探すと、いずこも軒並みバカ高い。ということで、人気のないワシントンに。9月の学会の際には一人で来たので、今度は家族にアメリカの首都を見せておきたい。


 ワシントンまでは車で6時間。翌日、東海岸一帯に大寒波が押し寄せ、大雪になったのだが、一足早くセーフ。問題なくワシントンに到着した。それにしても人がいない。たしかに、議会もイベントもないこの時期、わざわざワシントンに来る人はいないよなあ。9月の学会会場になった豪華ホテルも大特価。フロントの人も、コンシエルジュも、レストランの従業員もみんな「いやあ、ヒマだ」と時間を持て余している分、とても親切である。


 二階建ての観光バスにのって、議会、リンカーン・メモリアルを見て回り、スミソニアンの宇宙博物館、歴史博物館をのぞく。おのぼりさんよろしく、ホワイトハウスの前ではいチーズ。


 まあ、たぶん、Satoはもちろん、Daichiも、何を見せて、どんな話をしたかなんて、覚えていないだろう。でも何というか、政治学者の親として、ワシントンはそれなりに説明のしがいがある街なのだ。歩き回ってぐったりしながら、「これもシビック・エデュケーションだ」とつぶやく。リンカーンとキングの名前くらいは覚えてくれたかな。Satoは何だか「わしんとん!」という言葉が気に入ったようだ。