冬時間開始
ようやくサマータイムの終了である。ずいぶんと遅いと思うけど、現在のアメリカでは、11月の最初の日曜日が変更の日になっている。これ以後、1時間ほど繰り上がるので、とりあえず、この日はちょっとだけ寝坊ができる。
これまではDaichiを小学校につれていく午前8時前でもかなり暗かったが、この変更で、だいぶ明るくなった。やっぱり朝はお日様が出ていないとね。逆に、迎えに行く午後5時過ぎは、この前までしばらく校庭で遊べたが、いまはもうすっかり薄暮れどきである。
ところで恥ずかしながら、僕はこちらに来てからジョギングをしている。その場に行くとすぐにその気になるのは、僕のおっちょこちょいなところだけど、今回はジョギング・イデオロギーにすっかり毒されたというわけだ。
昨日の夕方もいつものようにジョギングに出かけた。ところが、いつもと同じコースのはずが、どうも様子が違う。林間をぬけるきもちのいいジョギング・コースのはずが、1時間分すっかり暗くなっただけに、何だか薄気味悪い。四方にほとんど明かりが見えず、木々のトンネルを抜けるときなど、枯れ木の枝が怪物の腕のように見える。
人が近づいても、全然その姿が見えない。至近距離になって、ぬっと現れる。まったく人通りがないわけではないが、たくさんの人が歩いているわけでもない。突然、人の姿が目の前に現れると、ほとんどジェイソンである。ああ、こわ。
帰り道は遠くに人家の明かりが見えて、ちょっとほっとした。いやはや、『モチモチの木』の世界だなあ。
- 作者: 斎藤隆介,滝平二郎
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