イサカ小学校事情

Shigeki2010-09-12

 とりあえず新学期の1週間が過ぎた。思ったよりDaichiはすんなりこちらの小学校になじんだようだが、今後どうだろうか。


 ここまでの印象。パリの小学校が高い塀に囲まれ、中など覗けなかったのに対し、こちらの小学校は(イサカが田舎なせいかもしれないけど)オープンである。お休み期間中や放課後など校庭に誰でも入って遊べる。Satoなど、毎日のようにここの校庭で遊ばせてもらっている。


 先生方もフレンドリーではあるが、サマースクールの先生が気のいいそのこらのお姉さんという感じだったのに比べるとびしっとしている。校長先生、担任の先生、ESLの先生とお会いしたが、いずれもしっかりとした中年女性で、わりと低い声でしゃべる。いかにも「先生らしい」印象。


 クラスメートだが、送り迎えのときの印象だと、やはり多様である。聞くとやはりアメリカ人以外の割合が高く、アジア系も少なくない。中国人や韓国人ばかりでなく東南アジア系の子どももいるようだ。気のいい子どもが多く、転入生のDaichiにも気軽に声をかけてくれる。このあたりはさすがアメリカだなあと思う。ちなみにDaichiのいま一番の仲良しは中国人のシャーシャーちゃん。ううむ、ガールフレンドを見つけるのが早いな。カルメンちゃんショックからはや立ち直ったか。


 授業は英語の時間以外は、他のクラスメートと一緒という。勘のいいDaichiは何とか他の子を見てついて行っているようだが、はたしてこのままやっていけるのだろうか。


 いや、何だか自分がアメリカの小学校生活を追体験しているようで面白い。今後が楽しみである。