森の暮らし
こちらでの住居は家族用のアパートを賃貸しているのだが、まだ生活道具もそろわないということで、友人(現在、日本に来ている)宅に滞在させてもらっている。
このお宅、大学から車で来れば10分程度なのだが、あたりの雰囲気は、森に囲まれた、完全に別荘風である。朝など、薄霧につつまれた木立をぼんやりと眺めていると、いきなり巨大な鳥の一群が現れる。七面鳥であろうか。窓の外を七面鳥の群れが歩いている姿を見るというのは、何ともいえずシュールな風景である。
いろいろ気は焦るのだが、あわててもしょうがない。一日ひとつでも手続きが進み、少しでも生活の準備が整えばよしとしないといけない。
今日の午後も、Daichiに届いたベネッセの子ども教材を一緒にやっていく。日本の政治は政治、七面鳥を見ながら、森のなかでの暮らしが続く。