再出発

 この間、日本とアメリカを行ったり来たりの日々で、どうも落ち着かなかったが、ようやく家族とともに再出発である。昨日、荷物を送りだし、今日も諸手続きで走り回る。


 僕のことはともかく、問題は家族である。とくに小学校2年生のDaichiにとっては、今回のアメリカ行きは重大事だろう。ここのところ、アメリカに行くということのリアリティが急速に増してきたようだ。イサカの町には日本人学校はない。とうぜん現地校ということで、Daichiにとっては大変だ。いつの日か、いい経験だったと言えるようになるといいのだけれど、、、


 最後の登校日となった今日、Daichiのクラスではお別れ会をしてくれたようだ。一人ひとりのクラスメートが手紙をかいてくれ、写真とともにすてきな小冊子にしてくれた。それを読んでいると、2年生にもなると、急速に表現力が増すなあ、と感じる。「さびしいよ」「いつまでもしんゆうだよ」「また来年いっしょのクラスになるといいね」。けっこう、うるうるしてくる。僕がうるうるしてもしょうがないのだけど。


 授業の後は、近くの公園に行って、ともだち数人と「おわかれ隠れん坊」をしたとのこと。みんないいこだなあ。


 でも、お別れ文集を読んでいると、「土よう日か日よう日、遊ぼうね」というのがあった。明後日は出発なんだけどね、、、