共通文化

 昨日の午後、いつものように仕事が間に合わずばたばたしているところに、電話がなった。出てみると、甲高くて、舌足らずな声、、、Daichiである。


 「コロコロ、買ってきて」。コロコロとは、コロコロコミックのことである。3月号が出るということで、Daichiは楽しみにしていたのだが、あいにく天気が悪くて家を出られない。それでまあ、買ってきて、というわけである。


 しかたないということで、帰り道に本屋による。まんなかのコーナーに、山積みである。ふ〜ん、けっこうな人気だな。


 しかし、このコロコロコミック、僕が小学生の頃に創刊されたマンガ雑誌である。初期は藤子不二雄中心で、最初の号以来、夢中で読んだのを記憶している。


 そういう意味でいえば、親子で同じマンガ雑誌読んでいるわけだ。ちょっとおかしい気がする。ぱらぱら見ても、基本的な作りは変わっていない。


 Daichiが少しでも目を離したすきに、雑誌をうれしそうに開いているSatoを含め、親子の共通文化というところか。いやはや。