海外で働くということ

 労働経済学の大家K先生のお話をうかがう。製造業の中堅社員の海外交流の話で、思った以上に、現場レベルでは国際化が進んでいるようだ。企業の海外進出が進む中、社員の行き来がますます盛んになっているという。


 最近、留学を含め、日本人で海外に出る人の数は頭打ちである。不況が続く中、海外どころではないということもあるだろうが、同じ不況だからこそ、海外に人が出て行く国もある。そういう意味で、日本人はますます内向き志向になっていると思っていたが、ある意味、重要な例外もあるということか。


 今後、日本人がどのように海外で働いていくか。重要なテーマだと思う。面白い話だった。